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ブログ(日記)
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受験祈願を通して

12月23日(土)に、教会で受験祈願をさせて頂きました。

今年は、暖かい日が続いていましたが、大寒波の予報となり大雪で来られないかもという心配が出てきました。

いざとなれば、Zoomで配信ということも考えていましたが、雪は降らず無事に開催が出来ました。

 

受験祈願の時には、対象者の方に、『物事の成就するには』という3つ大切なことが書かれたカードをお渡ししています。

①本人の努力

②周りの協力

③神仏のご加護

と教えて頂いてます。

 

毎年、聞かせてもらっていますが、自分ごととして考えられていなかったと思いました。

 

今回、仕事と家庭の両立のなかでの受験祈願、クリスマス会と準備を進めてきましたが、思うように進まなくて無事に開催ができるのかと不安になることもありました。また、自分が頑張ろうと思っても、色々なことが重なり、時間が取れず焦ることもありました。日にちが迫るなか、皆さんにお願いし、この人にまだ声をかけられてないんだと言うと、仕事終わりに行ってくれたり。買い物も午前中なら空いてるよ。と時間をあけてくれたりするなど協力してくれる人がいると思うと心強く、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

 

そんな時、仕事の中で、すごく慎重に気をつけていたのに失敗してしまったことがあり、上手くできなかった自分を振り返り、一つひとつ聞いてしていても、最後は、確認せずに自分の思い込みで動いてしまったな。と思いました。普段からそういう自分だったんだな。と気がつくと、今までスムーズに行っていると思っていたけど、実は迷惑をかけてたこともあったのだと思うとそんな自分が嫌になりました。それをきっかけに、張りつめた糸が切れたかのように、全てを投げ出したい気持ちにもなりましたが、そんな気持ちを聞いてくれる人がいました。話をしていると、冷静にもなれて、支えてくれる人がたくさんいることや、こんな私を許してくれてた人がいることを感じられました。

 

今回、自分のできること、力なんて一生懸命頑張っても、できることには限界があるなぁ。と痛感しました。いろんな人の協力のおかげさま、神仏のご加護のおかげさまで、日常の一つひとつが、作られているんだな。と学ばせて頂きました。

受験生の皆さん、応援してます!

 

 

 

DATE:2023年12月25日

59回目の贈り物

12月12日、私は100食のうどんを持って、ある養護老人ホームを訪ねました。

 

我が家は曽祖父の代から製麺業、父の代から寿司、仕出し、居酒屋を営んでいます。

 

私の祖父が42歳の時、曽祖父が亡くなりました。『親孝行が出来なかったと悔やんだ。恩返しがしたい。』と祖父は、昭和39年12月、当時まだそこしかなかった養護老人ホームへ、『皆さんに温まって欲しい』とうどんを無償で届けるようになりました。ある年は大雪になり、パトカーが先導してくれたという話しも聞いたことがあります。

 

平成15年1月、祖父が亡くなりました。祖父の思いは私の父が引き継ぎました。
そして今年5月、父が亡くなり、祖父の思いと父の思いは私が引き継ぎました。

 

うどんを乗せて養護老人ホームへ向かう時は、「皆さんに喜んで頂きたい。祖父と父も喜んでくれるかな」とワクワクしながら運転していました。
無事にうどんを届けた帰り道‥祖父のことを憎んでいた父はどんな気持ちで祖父の思いを引き継いだんだろう‥。どんな気持ちでこの会社を伸ばしてきたんだろう‥。
父の気持ちを考えると涙が出ました。

答えは出せないままですが、祖父から父へ、父から私へのバトンはしっかり繋がりました。
いつか、息子へバトンが渡せるよう日々精進しようと改めて感じた一日でした。

丹後にお越しの際は、ぜひ✨

 

DATE:2023年12月17日

それはマイナスなこと??

12月に入り、教会で戒名修行の研修がありました。いくつかの日程の候補があり、その中から入れる日を自分で決めました。

私は、土日で入れる日を選びました。

当日を迎え、身体が何となくしんどいなぁ。と思いながら、日頃の疲れからしんどいのかな?と思いながら、今日と決めたから。戒名修行って尊いお役だから。とちょっとくらいしんどくても合わせて行こう。と出席しました。

 

しかし、やっぱりしんどいなぁ。と思いながら、どこまで頑張ろうかと迷いながら、1時間が過ぎ休憩になりました。ちょっと、熱を測ってみようと測ると微熱が💦やっぱり、しんどいのは、風邪の症状からだったのかと、すぐに言って帰らせてもらいました。

 

戒名修行の研修の大事な日に出たくても、出られないのは、私の何が悪いのか?支部長さんに聞かせてもらわらないと。と思いながら一週間が経ちました。

 

2回目の前日、今度は息子が、風邪の症状が出ました。もし、熱が出たらまた行けないし、次に振り返る日もありません。お願いして、Zoomをしてもらう?とか頭をよぎりました。

口に出しながら話ていると、娘が「私一緒に留守番するで。」と言ってくれました。

 

2回目の当日、風邪症状はあるものの熱は出ず。念のため、2人で留守番をお願いしました。

 

安心して、研修に参加させてもらっていると、ふと私は、悪い方に考えていたけど、私は2回も研修に参加できるってラッキーやん。と思え、前回、聞かせてもらっていても、聞き逃していたこともあり、理解も深まり、ありがたいなぁ。と思い直しました。

私は、やはり普段から、マイナスの方を見る見方をしているんだな。と気がつきました。

 

また、相談していなかったな。と思いました。日頃の習慣が、いざの時に出ると教えてもらっていますが、何でも相談して行く習慣を見につけていきたいと思いました。

 

空を見上げよう!

DATE:2023年12月10日

いろとりどりサンガデザイン2023

11月11日㈯ ~ 12日㈰の日程で東京のご本部で全国の青年部が集まり「いろとりどりサンガデザイン」が開催されました。

1日目は数々のブースの興味のあるもの2つに参加する行程でした。私は、大聖堂を開祖さまがどんな思いで、お建てになられたか、蓮の花には仏教とどんな関係があるのか教えて頂いたり、ストレスとなっているものをそれぞれ語り合い「バカヤロー」と叫んでストレス発散したりと楽しいひと時を過ごしました。

 

2日目の朝出かける時、ホテルのカードキ-がないのに気がつきました。全くの心当たりが無く一緒に泊まっていた女子部長さんも、一緒に探してくれるも見つからず、集合時間が迫る中、

「もう、遅刻するぐらいなら違約金を払おう。」と、私が腹をくくるつもりでいると、

「もっと真剣に探して!!」

と、女子部長さんが探し続けてくれ、見つかったのはなんと!ゴミ箱の中・・・。

「やっぱり私のせいやったな。」と私

「私のこと疑ってたでしょ!」とMさん

まず、自分を疑わず、人を疑ってしまう私と、あと一歩のところで諦めてしまう私を知る機会となりました。

 

気を取り直して、2日目は九星が同じ人、血液型が同じ人と班を作らせて頂き、それぞれ異なる教会の方と法座をすることになりました。お役や仕事、家庭で悩まれている方の話から、各々感じたことを通して、新たな見え方、考え方に気づかせて頂ける機会となりました。

 

最後には光祥さまが登壇されて、青年たちにエールをくださいました。
「しなければならない、すべきではないという事に囚われ苦しんでいるのならば、そんなもの蹴散らかしてしまいなさい! 」

様々な事に苦しんでいる青年たちにぶつかってみてどう自分の心が動くのかが重要であることを教えて頂きました。

「自分の心を見つめて、本音で語れる練習の場所に佼成会がなれれば良い。」とおっしゃられました。

私は、お会い出来ないと思っていた光祥さまのお言葉を聞けて感動したと共に、私達が本音を語り易くするために敢えて有りのままの言葉でお話されているんだなと感じました。これからの青年部活動の後押しを頂いたように思います。

 

この二日間、誰も予定を把握していなかったり、ものを失くしたりと色々と珍道中な旅でしたが、失敗してもそれを✖️ではなくて◎と捉えられる私達になることで人に優しく出来る自分に成長していくんだなと感じました。

 

新年度から、私は少年部長のお役をもらいました。

子供達は宝であり、これからどう育って大人になっていくのか重要な期間でもあると思います。平和について考えたり、人の為に行動できるような人に成長してほしいと願いを持って活動していきます。

DATE:2023年12月3日

多文化を学ぶことの大切さ

いつも子ども食堂でお手伝いさせて頂いているNPO法人の代表をつとめておられる先生からのお誘いで、11月26日(日)に、多文化共生社会の姿についての講演会に参加することになりました。

 

福知山にも、技能実習生として、日本に働きに来られているベトナムの方が、大勢おられ日本語を教えたりと支援されています。

 

実際、私はベトナムの国のこと、ベトナムの方のことは、何ひとつ知りません。

戦争があった貧しい国というイメージのみです。

 

今日、ベトナムの国の歴史、政治、文化、現代に至るまでのことを教えて頂きました。

ベトナムの方は、何を大事に、どんな国民性があるのかと、いうところでは、『義を重んじる』つまり、人の恩を大事にされています。と、教えてもらいました。

それぞれ、日本、中国、韓国なども、大切にしているところも合わせて紹介して下さいました。

行動規範は、講師さんの視点では「それが効率的か、無駄はないか」と無駄を嫌うことなどを教えてもらいました。

 

私は、ベトナムの方のことが、身近に感じられたように思いました。日本では、考えられない歴史があり、今があるんだな。と感じました。

 

国は違っても、いいところはマネをして、自分の中に取り入れさせてもらったらいいなぁ。と思いました。尊重し合うことが、多文化共生社会なのではと思いました。

 

ベトナムの経済についてのところでは、アメリカは失敗することに慣用であるので、ベトナムの企業を支援された話を聞きました、日本から、出たことがなく、日本の中での常識にとらわれていることがあるのではないかと思いました。

 

誘われないと参加しない私ですが、知ることで自分の視野も広げてもらうきっかけになるのだと思いました。

 

技能実習生の待遇について、問題になっていますが、技能実習生という名前の見方ではなく、同じ人として尊重し、相手の方から学ばせて頂きたいと感じました。

 

 

 

    いよいよ、冬本番ですかね~!?

 

 

DATE:2023年11月26日
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