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お知らせ
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新学期

新学期が始まりました。

子ども達は、早いもので息子は4年生と娘は6年生になりました。

前日、「明日の用意をしておきないよ。」と声をかけ、ぞうきん、洗濯バサミ・・・。と2人ともしていました。

 

クラス替えや新しい先生になるので、娘と友達がどんなメンバーなのか、不安な気持ちとワクワクする気持ちを話す中で、息子にも「楽しみ?」と、聞くと「○○君とは、嫌かな。」と言いました。「なんで?」と聞くと、「自分をこんなんできるか?と、見せてあおってくる。」と言います。「そうかぁ。腹立つなぁ。負けずにやって見せたらどう?」と伝えると「そうやな。」と言っていました。

 

あとから思うと幼稚園の頃から、ずーっと一緒で話せない息子のことを気にかけてくれる優しい子なので、一緒に遊ぼうと誘ってくれているんだな。と思いました。その後、息子に、そのことを伝えると「分かった。そうかも。」と笑顔で言っていました。

 

新学期の朝、私は出かけようとすると、息子の上履きを忘れているのを発見してしまいました。息子は、場面緘黙症があり、学校では話せません。こんな時間だから、どうにかしているだろうけど、以前上履きを忘れないで下さい。と先生からのお便りのことを思い出し、家から学校まで近いから持って行きました。でも新学期の朝に先生も、忙しいのに手をわずらわせてしまったな。と感じ、教会の朝礼に間に合うかと思いながら超特急で行きました。

 

落ちつくと、上履きを持って行った方が良かったのか、悪かったのか?とモヤモヤが出てきました。今までからも、母ちゃんは忘れ物をしても届けられないと伝えてありましたが、困っているだろうとつい思ってしまったけど、本人のためには良くなかったな。と思いました。

 

教会長さんに「失敗してしまいました。」と事情を伝えると「本人のために絶対、持って行ったらあかん。」と教えてもらい、やっぱりそうだったのかと反省しました。

 

帰ってから、息子に、「今日、靴忘れたけど、どうしてたん?もしかして持っていかんでも大丈夫やった?」と聞くと、「お姉ちゃんが、先生に言うてくれて、スリッパを職員室までお姉ちゃんと一緒に借りに行ってくれた。スリッパ借りてたから大丈夫やった。」と返ってきました。

 

その言葉を聞いて、お姉ちゃんに助けてもらって何とかなっているんや。下駄箱の場所は違うけど、お姉ちゃんに見つけてもらったんだ。息子は、スリッパ借りられて、スリッパで平気やったんだ。と子どもたちも成長しているんだと思い安心したので「じゃあ、忘れ物届けるのやめるわ。」と、伝えました。「うん。」と、あっさり受け止めてくれていました。

 

親も、子どものためを思うと、子どもを信じてグッと我慢ですね~。

親も子も成長が楽しみですね~。

DATE:2024年04月14日
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