3月16日(土)は、支部でお彼岸の供養がありました。
私は、ご供養のお願い用紙の締め切りまでに戒名を書くのが、なかなか大変でした。
昨年から、戒名を筆ペンで簡単に書くのではなく、ご先祖さまのことを思いながら成仏を願い、墨を刷って書いた方がいいよと教えてもらいました。
まず、心を落ちつけて墨を刷る時間を考えると、平日は夕食や家のことに追われていて書けませんでした。
休日に時間があるかと思ったら、休みは休みで家に帰るのが夕方になり、平日と変わらないなと思いました。
主人が休みの夕方、主人が休みの時にお願いしたら良かった。と思いました。それを主人に言うと、笑っていました。
そうしているうちに、締め切りが近づき、もうダメだ。日にちがないと思った時、主人の母に夕食作りをお願いし、ご供養のお願い用紙を書かせてもらいました。
墨を刷って試し書きをするも、子どもの墨は値段が安いせいか全然、濃くなりません。最後は、墨汁の力をかりてなんとか書くことができました。
彼岸会当日、ふと最初から、主人にお願いできたら良かったんだなと思いました。また、自分で用紙は書けたけど、主人の母や夕食を待ってくれている子どもたちのおかげさまだな。と思いました。おかげさまが見つかると、そういや、主人も、私がすっかり忘れてしまった子どもの用事も助けてくれているな。と改めて感じることができました。
法座で発表するなか、あとからだったら言えないなと思い、主人や主人の母に「ありがとうございました。」と伝えることが出来ました。
彼岸会を通して、日頃は自分がしなければならない。と思っていることはお願いすることも大事だな。家族の協力の元に日々が成り立っていることに、改めて感謝の気持ちにならせて頂きました。