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ブログ(日記)
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『心田を耕す』を通して

3月10日は、私の誕生日です。

今回、少年部長のお役をいただいて支教区の少年部長のナナジマインドにはじめてのデビューでした。

 

宿題として『心田を耕す』の本を読んでくるようにと開催の1週間前に連絡がありました。

 

私の心情としては、「家事や子育てで忙しい主婦に本を読む時間があるとおもっているのか、誰の発案なんだろう??」と私の怒りの心が出てきました。

とは言いつつ、こんな機会がないと読めないよな・・・。と心を静めようかと思ったけれども、収まりませんでした。

 

そんな中、教会長さんにナナジマインドのお通しをする際に、怒りが収まらない気持ちを聞いて頂きました。

どう言ってもらったのか覚えていませんがww

気持ちを落ち着けて頂きました。

 

そして、教会の部長法座で「一緒に心田を耕すの読み合わせをさせて頂きましょうか。」と教会長さんに提案をしてもらいました。

夜、オンライン法座にて読み合わせする際に、何度も諸行無常(すべて変化する)を諸法無常を言い間違えることが何度もあったことから、諸法無我(すべて関係しあっている)に対して何か思うことがあるのかなと感じました。

実の母親に対して素直に感謝の言葉を伝えられていないことを思い出しました。

母が佼成会のご縁に触れて修行して徳を積んでくれたおかげで、今の私もご縁に触れて幸せになっているのは分かっているけれども、それを母に伝えれば母は、調子に乗ってしまうだろうと想像されて伝えられずにいるのを教会長さんに聞いて頂きました。

 

調子に乗る母と見る私の中に「おまえも調子に乗るなよ。」と自分の中のセンサーがをあるのかもね。と教えてもらいました。

「そうだな~」と納得する自分がありました。

 

次の日、健幸行で朝早く、教会に来ていた私は、ご供養まで時間があるので、思い切って母に電話してみる事にしました。

父が近くに居たら教会の話をしづらいなあと思っていましたが、母は、ちょうど寒暖差腰痛で自室で一人横になっていると話してくれました。

そこで、勇気を振りしぼって、「お母さんに謝らないといけないことがあるんだ。」と切り出しました。

「以前から、私が教会でお役をさせて頂けているのは、母が徳を積んでくれていたからだとわかっていたけれど、それを言うと調子に乗るだろうと思って言えずにいたんだ。」と打ち明けました。

すると、「そうやねん、お兄ちゃんもあんたも教会でお役をしてお母さん自慢しているねん。」

と答えてきました。

「でも、お母さんも支部の人から子供たちが立派に育ったのは、あなたのお母さんが入会して徳を積んで、あなたの旦那さんが思い通りにならない人だったから修行させてもらったのよ。その人達のおかげで、今があるので自分のおかげではないのよっと怒られている。」

と話をしてくれ、「親子そろって同じこと言われているんやね。」と笑いあい「一緒に精進しよな。」と電話を切りました。

そんなことをナナジマインドで発表すると、「親孝行になりましたね。」と担当の教会長さんに言ってもらいました。

 

『心田を耕す』の本を読むという縁から様々な感情が出てきましたが、親孝行につながっていくなんて思いもよりませんでした。これから少年部長として子供と関わっていきますので、親孝行な子になってくれるように育ってくれたらと感じさせてもらいました。

まずは自分から親孝行させて頂きたいと思います。

 

子どもたちと作ったよ~(^-^)

DATE:2024年3月10日
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