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ブログ(日記)
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本当の気持ち

わが家で飼っていた犬を亡くして10ヶ月が経ちます。私自身、幼い頃から動物好きで、父や母によくお願いしたものでした。小学5年生の息子もその血を受け継ぎ、今年の春にはつばめの雛を連れて帰って来た事もあるほどです。

 

先日、息子から今度は、犬が欲しいと相談がありました。私は、家族みんなが賛成ならいいよと伝えましたが、母の返事は…「私とおじいちゃんが死んだ後なら飼って良いで」とのこと。
それを聞いた私は、何故そんな事を言うの?もっと違う伝え方があるだろうと、母を責める気持ちになってしまいました。
次の日、母から「あの後もう一度、孫が私の部屋に頼みに来て、今度は本当の気持ちを伝える事が出来たよ。」と声を掛けられました。
母は、犬の鳴き声を聞くとイライラして気持ちがしんどくなると私にも理由を話してくれました。

 

コミュニケーションは多く取っているつもりですが、この様なすれ違いが我が家ではよく起こります(笑)

 

このことを、法座で話すと、「それは相手の話を聞く時に、相手を責めた心で聞いているためですよ。」と教えてもらいました。

 

相手と会話のズレを感じた時、なぜそう思うのか聞かせて頂く事、相手に合わす心で聞く事で、本当の気持ちが聞ける事に気づきました。

 

特に家庭では意識しないと、息子に対しても、諦めず納得するまで相談出来る子に育ってくれている事の感謝と共に、少しずつですが、先入観ゼロの気持ちで向き合って行こうと思います。

DATE:2020年10月30日

息子の優しさ

週末、義母と夫と私とで畑の草とりをしていたときのことです。
いつものように作業をして、お昼になったので、そろそろ終了しようと立ち上がった瞬間、腰に電気が走るような痛みがあり、その後からどんどん痛みが増し、動けなくなりました。

 

痛みをこらえて動いていると、遊んでいた長男が異変に気づき、心配して「大丈夫?」と声をかけてくれました。
「大丈夫や」と返答したものの、痛みが強くて、ついつい「イタタタっ!」と、声が出てしまいます…。
私が声を出すたび、息子は声をかけてくれました。嬉しい気持ちと、心配かけたくない気持ちが入り混じり…。「何度も声かけなくても大丈夫!」と冷たい言葉を言ってしまいました。息子は、私のそばから離れていきました。

 

心配してくれた息子に、ひどいことを言ってしまった思い、時間が少し経ってから謝りました。「さっきはごめん。心配してくれてありがとう。手伝いしてくれて助かる。すごく嬉しいよ。」と伝えると、ニコっと微笑んで、息子は「いつもありがとう」と言ってくれました。

 

一番に私の気持ちに気がついてくれる息子は、来年中学生になります。
私も、息子のように優しく寄り添える母になりたいと思います。

DATE:2020年10月27日

娘の成長🌱

以前に当時6歳だった娘が、はじめて丹後道場の、木鉦のお役をさせていただいたときのこと、
ご供養がはじまり、木鉦の出番になるまでに、限界で姿勢はくずれ、ゴソゴソ動きだしていました。

 

あれから、半年が経ち、今年の彼岸会で司会のお役をさせて頂いて、皆さまに誉めて頂いたり、役に立てた喜びを感じたりする娘の姿を見て、お役を通して、人さまの役に立てることの喜びと、自信をつけてほしいと私は思いました。

 

丹後道場の地区のお役の日に、6歳の娘に鐘のお役の声をかけると「やってみる!」とやる気まんまんの返事。不安はありましたが、そんな私の不安を打ち消すような娘の力強い鐘の音に私はビックリしました。
娘も、皆さんに誉めて頂いて、照れながらも達成感を感じているようでした。そして、自信もついたようで、またやってみたいと言っていました。
なかなか出来ない貴重な経験を積ませて頂けて、本当に嬉しく思います。

 

今日もまた、お役を通して、娘の成長を感じさせて頂くことができました。

 

 

DATE:2020年10月13日

手取りの功徳🌱

 私は地区主任のお役を頂いています。地区の会員さんは、ほとんどの方が私の親よりも年上で、中には孫のように可愛がって下さる会員さんもおられます。

 

ある会員さんが、3ヶ月程前に大きな病気をされ、入院されていました。先日、その方から「退院しました!」と連絡を頂き、早速、顔を見に行かせて頂きました。 

 

その前日、主人の些細な言葉にイライラ‥
当日、子どもの態度にイライラ‥

何だかモヤモヤした気持ちで会員さんの所へ向かいました。
大きな病気をされたとは思えないくらい元気そうな会員さん。その顔を見た途端、私のモヤモヤはどこかへ飛んでいきました。小さな事でモヤモヤしていた自分が、ちっぽけに思えました。

 

元気を与えに行ったはずなのに、元気を頂いて帰ってきました。
「自分のことに囚われている時にこそ、人さまのことに心も身体も使う!」
コロナ渦の中も気をつけながら、また会員さんのところへ足を運ぶ私です。

DATE:2020年10月5日
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