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本当の気持ち

わが家で飼っていた犬を亡くして10ヶ月が経ちます。私自身、幼い頃から動物好きで、父や母によくお願いしたものでした。小学5年生の息子もその血を受け継ぎ、今年の春にはつばめの雛を連れて帰って来た事もあるほどです。

 

先日、息子から今度は、犬が欲しいと相談がありました。私は、家族みんなが賛成ならいいよと伝えましたが、母の返事は…「私とおじいちゃんが死んだ後なら飼って良いで」とのこと。
それを聞いた私は、何故そんな事を言うの?もっと違う伝え方があるだろうと、母を責める気持ちになってしまいました。
次の日、母から「あの後もう一度、孫が私の部屋に頼みに来て、今度は本当の気持ちを伝える事が出来たよ。」と声を掛けられました。
母は、犬の鳴き声を聞くとイライラして気持ちがしんどくなると私にも理由を話してくれました。

 

コミュニケーションは多く取っているつもりですが、この様なすれ違いが我が家ではよく起こります(笑)

 

このことを、法座で話すと、「それは相手の話を聞く時に、相手を責めた心で聞いているためですよ。」と教えてもらいました。

 

相手と会話のズレを感じた時、なぜそう思うのか聞かせて頂く事、相手に合わす心で聞く事で、本当の気持ちが聞ける事に気づきました。

 

特に家庭では意識しないと、息子に対しても、諦めず納得するまで相談出来る子に育ってくれている事の感謝と共に、少しずつですが、先入観ゼロの気持ちで向き合って行こうと思います。

DATE:2020年10月30日
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