年明け早々に、訳あって仕事が休業になり、私は焦っていました。
そんな中、1月の末に私は誕生日を迎えました。
毎年、母がショートケーキを買ってきてくれます。
毎年、いつもと変わりない普通の夕食に、買ってきてくれたケーキを食べて、私の誕生日は終わりなのですが…
今年は、子ども達から歌のプレゼントがあり、感動しました(^^)
夫、小6の息子、小4の娘、4歳の息子が、元気よく「ハッピーバースデートゥーユー♬」と歌ってくれました!
恥ずかしそうに歌ってくれる長男と長女、張り切って歌ってくれる次男、子ども達をサポートしてくれる夫にキュンキュン♥しました。
いつも怒ってばかりの私だけど家族は皆、私を大事に思ってくれているんだ!認めてくれているんだ!と感じ、心が癒やされました。
振り返ると急に仕事が休業になり、焦っていた私でした。しかし、休業になったことで、ゆったりと過ごせていたことに気がつきました。
いつもだと、バタバタと家事をこなして終わるのですが、心にゆとりが持てたことで、いつもだと感じ難い気持ちを味わうことができました。
病気になったおじいちゃんに寄り添ったり、体調が悪くても、早く起きてご供養していることを、家族はみていてくれたのかな?
ゆったりできる時間を頂いている間に、心にアンテナをたてて、受け流してしまっている心を感じとれる私になりたいと思います!
私の朝の日課は、仕事に行く主人、中学校に行く長男、小学校に行く次男と、長女を玄関まで見送ることです。
中学2年生の長男。
とっっても勉強が苦手です!!
中間テストの前日も、教科書より携帯を見ている時間の方が長い‥
その日は長男が通う塾で、説明会がありました。
帰り際、他のお母さんに「長男が携帯ばっかり見てるからイライラして、勉強しなさい!って怒ってからここに来た」と話していた時、
塾の先生から「お母さん、怒らないで応援してやってよ〜」と言われました。
帰りの道中、先生のその言葉が頭から離れません。
そうやんな…私だって応援してもらえたら嬉しいもんな…
そして翌日、中間テスト一日目です。
長男は字が汚くて、正解なのに不正解にされたり、集中力が切れて最後まで問題が解けなかった前科があるため、いつもの私なら「丁寧な字で書きなよ!しっかり集中するんやで!」
と、応援‥とは言えないひとことで送り出していました。
今朝は、昨日、先生から教えてもらったことを思い出して、色々出てきそうな言葉は飲み込んで…笑笑
「頑張っておいでね」と、だけ伝えたら‥
一瞬固まり、私の顔をジ〜っと見てから「行ってきます」と、長男は笑顔で出発していきました。
気持ち悪かったかな?(;^ω^)笑笑
元気に帰ってくる保証はどこにもない。だから一瞬一瞬を大事にしよう。
仕事や学校を頑張っている家族のため、朝は一日頑張れるパワーを送り、帰ってきたらオアシスのような存在になりたいと思ったのがきっかけで始めた朝の見送り。
先生のひとことで原点に返ることが出来ました!
今年は、コロナ禍で、本部からの配信を見ながら自宅でしています。
仏さまとの約束(誓願)を書く用紙に、何を書こうかな。と思ってしました。
毎日の振り返りの中で、ある部員さんとの出会いがありました。
その部員さんは、今月になって勤めている店長さんが急遽入院され、店をお休みにされることになりました。
Kさんは、お店を再開されるまで、1ヶ月ぐらいなら待とうと思っておられました。今後のことを話をするのに、店長さんの体を心配していつのタイミングで、どう話をしたら良いか。と悩んでおられました。
その中で、Kさんの思いやりの優しい気持ちが見えました。しかし、私もどう言ってあげれば良いのかと正解、不正解を気にしてちゃんと関われませんでした。そのことを支部長さんに伝えると、「Kさんとあなたはよく似ていますね。自分の気持ちをなかなか伝えられない。それは、相手を大事に思っている優しい心があるんですね。だから、なかなかはっきり言えないんだと思う。言えないことが悪いのではなく、言えないこと自体が悪いと思っているんじゃないですか?」と教えてもらいました。
私は、人に言えないこと自体を悪いこと。自分を変えなきゃ。と思っていました。
支部長さんから、寒修行の仏さまの約束は、どんなことでも自分の持ち味を伸ばして日本一になろう。と教えて下さっていました。
そのことを思い出し、今までダメだと思っていたけど、相手を大事に思える心の種があるなら、その心を育てて日本一を目指そうと思いました。
支部長さんに伝えると「頑張れ。相手を思って何も言えず笑顔で、徹底的に話を聴いてうなずいて安心させてあげられる日本一を。」と教えてもらいました。
私は、早速、本部から頂いた用紙に記入しました。毎朝、もうちょっと寝たいな。寒いな。と思う心と葛藤しながらですが最後までやり遂げたいです。
家族で早寝早起きになって来たよ~!
ある日のエピソードです。
6歳の娘が「あやとりしよう!これどうやるん?」と、聞いてきました。
私は、あやとりを手に取り「この指でこのヒモとって…」と、やり方を見せながら説明するのですが、なかなか娘に上手く伝わりません。
「あっ!違う違う!こっちのヒモ!」と…娘に伝わらないことで段々私の指導にも力が入ってしまいます(笑)
すると娘は、「もうやめる!明日、保育園でお友達に教えてもらうわ」と、途中で諦めてしまう…といったやりとりが、2~3回続きました。
私は、なかなか理解してくれないことや、すぐに諦めてしまう娘のことを無意識に責めていました。
娘の通う保育園では、毎日ノートに体温と家での様子などを自由に記入するのですが、このあやとりのやり取りをノートに書いている時に、自分自身を客観視することが出来、娘に対する自分の気持ちを反省しました。すると、すぐにまた娘があやとりをしようと言ってきました。
あやとりを教えていると、いつものように、なかなか伝わらないので、つい力が入ってしまうことには変わりはありませんが、不思議と娘を責める気持ちにはなりませんでした。
すると、いつもはすぐに諦めてしまう娘が、あやとりの技が出来るようになるまで粘り強く取り組んでいました。
相手を責めたり、変えようともがいている間は上手くいかないものですね(笑)
関わる私の心一つなのですね~。内省 内省~。
見てみて~!川が作れたよ~(^o^)
小学6年生の次男のことです。
産まれた時から反抗期、とても気難しい次男?この6年間、何度学校へ足を運び何度頭を下げたか‥。一年程前、このまま中学生になることに不安しかなく、焦りでいっぱいだった私。
だからといって、どうすればいいか分からずにいました。
そんな中、突然の休校‥。
あまり大きな声では言えませんが、休校中、我が子が学校と変わらないくらいの時間を過ごしていたのは、私の従妹の所でした。
従妹には、小学2年生の長男と当時2歳の長女がいます。
うちの長男、次男、長女の5人はほとんど毎日一緒に過ごしていました。
その2歳の子がうちの次男にべったり。『◯◯兄ちゃんが一番好き』この言葉が、次男の人生を変えたと言っても過言ではないと思います。
自分に自信がなく、特にお兄ちゃんへの劣等感を強く感じていた次男。お兄ちゃんではなく、自分のことが一番と言ってくれたあの子の心を、満たしてくれたんだと思います。
つい先日、この一年を思い返していました。
最後の運動会も、楽しみにしていた親子キャンプもコロナのため中止。卒業式もどうなるか‥
でも、今の次男なら私は、安心して中学へ送り出せます。
まさかコロナ禍の中で、こんな大きな功徳を頂けるとは思いませんでした。
そして、人の心を突き動かすのは、綺麗に並べた言葉ではなく、案外何気ない一言なのかもしれないなと小さな菩薩に教えてもらいました。