とある日の何気ない子どもとの会話です。
「もしドラえもんのひみつ道具があったら、何が欲しい?」と、娘に聞かれた私は、「どこでもドアが欲しいなぁ~」と答えました。
「何で?」と娘に聞かれ、「だって車で2時間かかる場所にも、どこでもドアがあればすぐに行けるやん♪(笑)」
それを聞いた娘は、「そっかぁ〜♪良いね~私もどこでもドアがいいなぁ~!学校もギリギリまで寝てても間に合うな(笑)」と、笑って話していた娘が、
「あっ!でもやっぱり私はタイムマシーンにするわ!」と言ったので、理由を聞くと、
「だってなぁ、タイムマシーンがあったら〇〇(妹)を、じいちゃんが生きてる時代に連れて行って、いっぱい会わせてあげられるやん」
「なるほど〜!凄いな〜それはおじいちゃんも喜ぶなぁ~」と、娘に答えつつも中身の薄い自分の考えが恥ずかしいなぁ…とも思いました。
上の娘は、大好きだったおじいちゃんとの思い出が幼いながらにもあるのですが、下の子は生まれる前におじいちゃんは他界してしまった為、記憶や思い出がありません。自分の願いも大事だけど、人の喜ぶことを考えられる子に育ってくれていることが何より嬉しいと感じました。
ふと私の頭に父が、にっこり微笑んでいる顔が浮かびました。
今年は父の七回忌でもあります。
父も空の上から喜んでくれているのかなぁ~と感じ、あたたかい気持ちになりました。
秋といえば・・・!!