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信じて待つ

私は、我が子に対して、先回りして「宿題は?」「明日の準備は?」と、急かしてしまいます。

 

低学年の間は、サポートしてあげないとと思い、この子が宿題を忘れたり、持ち物忘れがないか等、困らないように…と思っての言動ではありましたが、ふと気付くと、声を掛けないと動こうとしない子どもの姿に、これでは指示待ち人間になってしまうのでは…と、心配になりました。

 

そこで、子どもに話をしました。

「一年生、二年生の間は、“宿題しないよ”とか、“明日の用意した?”とか、ママが言ってきたけど、ガミガミ言われるのも嫌だよね?これからは言わないようにママ頑張るわ!

これからは、言われてからするんじゃなくて、自分で考えて、行動できる人になって欲しいし、もうあなたにはその力があるってママは思ってるから、一緒に頑張ろう」と、伝えると、うんうんと頷きながら話を聞いてくれました。

子どもの力を信じて、あれこれ言いたくなる気持ちを我慢して、待ってみることにしました。

 

けれど、実際は、待つというのは本当に大変で、この時間になってもまだ宿題に手を付けない…大丈夫か??と、焦りながらも、駄目だ!待たなくちゃと、つい小言を言いたくなる気持ちを何度呑み込んだことか…(笑)

我慢できずに言ってしまったことも何度もあり、その度に自己嫌悪になっていました。

 

でも、何度も葛藤する中で、主人に話を聞いてもらう中で、気持ちが楽になり、待つことができたかどうかにこだわってる自分に気付き、気をつけようと意識して努力してる自分をまるごと受け入れることが出来たように思います。

 

7月の佼成の本に、親子で笑顔の毎日にという特集があり、そのページを読んだ時に、「早く〇〇しなさい」という「あなた」を主語にした“あなたメッセージ”ではなく、「私はこうして欲しい、私はこう感じる」という「私」を主語にして伝える“私メッセージ”が親子間でも、夫婦間でも有効と書いてありました。

ふとあの葛藤から、3ヶ月ほど経っていたとことを思い出し、今では少しずつ私も待てるようになり、子どもも自分から行動にうつせる姿が多くなってきていることに振り返ってみて改めて気付かせて頂きました。

 

私は気付いたことを法座で出せたことで、この気付きを自分だけの気付きにしないで、子どもにも伝えないとという思いになり、帰ってから子どもに私メッセージで「最近、ママに言われなくても自分で宿題したり、準備したりできてて凄いなぁってママは思ってるよ」と伝えると、照れくさそうに笑ってました。

 

これからも、信じて待つことを意識してみようと思います。

そして、私メッセージも実践していこうと思います。

 

炭酸サイダーで、煮ると柔らかくなるそうです。

DATE:2023年07月16日
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