ようこそ!立正佼成会福知山教会です!

立正佼成会福知山教会 立正佼成会福知山教会
お知らせ
お知らせ

末っ子の成長!

12月8日に、3人兄妹の末っ子のKが手術をしました。頭皮にある脂腺母斑という出来物を取る手術でした。

Kは6歳。まだまだ甘えん坊です。そんな子が恐怖に耐えられるのか?と、とても心配でした。

 

そんな思いも関係なく、どんどん日にちが近づいてきます。毎朝、Kがカウントダウンをします。

 

入院2日前、そのカウントダウンを聞いて、私のほうが気持ちが落ち着かず…ドキドキしていると、自分に言い聞かせるように「ぼく、もう頑張るしかない!手術頑張るぞ!」と言って、保育園に登園しました。保育園の先生には、手術する話をしていましたが、保育園の皆には、心配をかけるのが悪いなと思い、言わずにいました。

 

その日のお迎えのとき、先生からこんなことがありました!とお話してくれました。

みんなで遊んでいると、みんなに向かって、「ぼく、あとちょっとで、手術せなあかんのや…みんなの元気わけてくれへん?ぼくにタッチしたい人!」と言って、みんなとハイタッチして励ましてもらったという事でした。

 

自分なりに気持ちに向き合って、乗り越えようとしている姿をきいて、まだ6歳と思っていましたがもう6歳なんだなと成長を感じました。

 

手術前日入院し、点滴をしてもらいました。大泣きしました。入院も、点滴も、初めてのことで、とても不安で怖かったと思います。私も、不安でたまりませんでした。

手術当日、甘えることなく、自分でしっかり歩いて手術室に向かいました。その間も、弱音を吐かず、看護師さんの話を聞いて受け答えしながら、笑わせる余裕があるK!手術台にも自分でのぼり、自分で名前を言って、麻酔で眠りました。その姿をみて、成長を感じて嬉しく思う気持ちと、不安な気持ちでいっぱいで、涙があふれてきました。

その日の夜、夫に手術での出来事を伝えました。夫は「K、凄いな〜!肝が座ってる。泣いて、大変だっただろうなと思っていたよ。成長したな!お母ちゃんも、お疲れ様」と言ってくれました。

 

無事、手術が終わり、退院の日をむかえました。帰り道、祈願供養のお礼をしに、一緒に教会に行きました。婦人部の法座の途中で、少し参加しました。

その中で、教会長さんに「息子くん、入院お疲れ様でしたね。Kくんの手術を通して、何かと感じたこととかはあった?」と声をかけてくださいました。

私は、「自立しようとしている、息子の成長を感じて、嬉しかったです。関わり方を気を付けないといけないなと思いました。」と答えました。

教会長さんは、「そうね。親も子離れしないといけないのよね。」と教えてくださいました。

 

末っ子なので、甘やかしていたところがありました。まずは母が子離れ出来るように、声掛け、アクションを少しずつかえていこうと思います。

来年は、小学一年生になります。Kの力を引き出せるような関わり、心の支えになれるよう頑張りたいと思います。

 

🎄メリークリスマス🎅

DATE:2022年12月25日
©Rissho Koseikai Fukuchiyama Kyokai. All rights reserved.