5月10日式典の終了後、教会長さんを囲んで共育部法座がありました。
あるAさんが、新1年生になった息子さんのことをお話してくれました。
その息子さんは近くに住む上級生のお兄ちゃんと2人で通学することになり、その上級生を「カッコいいお兄ちゃん!」と息子は憧れているようです。でも、心配になったのは、そのお兄ちゃんはちょっと口が悪いところがあって、息子がそれを真似をするようになったんですと。。
そのAさんは、息子にお兄ちゃんと仲良くするのはいいのですが、口が悪いところまでは真似して欲しくありません。「どうしたら、いいでしょう?」との相談でした。
教会長さんは「日頃からその息子さんに一番影響を与えているのは誰ですか? そう、そのお兄ちゃんじゃなくて、Aさん自身(お母さん)ですね!そのお母さんの後ろ姿が、わが子に一番影響を与えているんですよ。だから、あなたが、そのお兄ちゃんにどのようにふれ合うのか、自分の息子が一番見ていますよ。」と教えてもらい、その話を聞いた本人も納得した様子です。
そして、続けて「もしかしたら、そのお兄ちゃんは家で少し寂しい思いをしていませんか?そんな風に見方を広げて、あなた自身がやさしい言葉をかけてあげてみてはどうでしょうか?」
Aさんは、そのお兄ちゃんの生活環境に思い当たることがあった様子です。
「これから私が、そんな見方で関わってみます。」
そう言って、その後すぐに、また息子さんの下校のお迎えに行かれました。