C壮年さんはお兄さんとなんとなくギクシャクしていました。
そんな中、お兄さんか病気で入院することになりました。長年保留になっていた教会勧請のご本尊さまもまつられました。
その間Cさんは、お兄さんの家に泊まることになり、少しずつその仲は近づいていきました。
支部の皆さんにも祈願していただく中、お兄さんは無事退院されました。
Cさんは今年はお兄さん一人では、田植えが大変なので手伝うことにしました。毎年、お兄さんから作ったお米をもらっていましたが、田植えは思ったよりとても大変で「いつもこんなに苦労してお米を作ってくれていたのか…」と心から思えました。お兄さんに「米づくりはたいへんやなぁ」と会話が出来たそうです。
しばらくして、一面に雑草(稗)が何枚もの田んぼに生えてそのままにしておくのが我慢できず、Cさんはエンジン付きの除草機を買ってきれいにされたそうです。 奥さんに事後報告で謝ることになりましたが…。
実はC壮年さんは農機具の修理の仕事をしているのですが、この田植えの経験が役に立ちお客さんと話が弾むようになりました。
兄弟が仲良く過ごせれることは、ただじゃないですね。
今でも仕事帰りに田んぼに行って収穫を今から楽しみにしておられるようです。