ようこそ!立正佼成会福知山教会です!

立正佼成会福知山教会 立正佼成会福知山教会
ブログ(日記)
ブログ(日記)

信じて待つ

私は、我が子に対して、先回りして「宿題は?」「明日の準備は?」と、急かしてしまいます。

 

低学年の間は、サポートしてあげないとと思い、この子が宿題を忘れたり、持ち物忘れがないか等、困らないように…と思っての言動ではありましたが、ふと気付くと、声を掛けないと動こうとしない子どもの姿に、これでは指示待ち人間になってしまうのでは…と、心配になりました。

 

そこで、子どもに話をしました。

「一年生、二年生の間は、“宿題しないよ”とか、“明日の用意した?”とか、ママが言ってきたけど、ガミガミ言われるのも嫌だよね?これからは言わないようにママ頑張るわ!

これからは、言われてからするんじゃなくて、自分で考えて、行動できる人になって欲しいし、もうあなたにはその力があるってママは思ってるから、一緒に頑張ろう」と、伝えると、うんうんと頷きながら話を聞いてくれました。

子どもの力を信じて、あれこれ言いたくなる気持ちを我慢して、待ってみることにしました。

 

けれど、実際は、待つというのは本当に大変で、この時間になってもまだ宿題に手を付けない…大丈夫か??と、焦りながらも、駄目だ!待たなくちゃと、つい小言を言いたくなる気持ちを何度呑み込んだことか…(笑)

我慢できずに言ってしまったことも何度もあり、その度に自己嫌悪になっていました。

 

でも、何度も葛藤する中で、主人に話を聞いてもらう中で、気持ちが楽になり、待つことができたかどうかにこだわってる自分に気付き、気をつけようと意識して努力してる自分をまるごと受け入れることが出来たように思います。

 

7月の佼成の本に、親子で笑顔の毎日にという特集があり、そのページを読んだ時に、「早く〇〇しなさい」という「あなた」を主語にした“あなたメッセージ”ではなく、「私はこうして欲しい、私はこう感じる」という「私」を主語にして伝える“私メッセージ”が親子間でも、夫婦間でも有効と書いてありました。

ふとあの葛藤から、3ヶ月ほど経っていたとことを思い出し、今では少しずつ私も待てるようになり、子どもも自分から行動にうつせる姿が多くなってきていることに振り返ってみて改めて気付かせて頂きました。

 

私は気付いたことを法座で出せたことで、この気付きを自分だけの気付きにしないで、子どもにも伝えないとという思いになり、帰ってから子どもに私メッセージで「最近、ママに言われなくても自分で宿題したり、準備したりできてて凄いなぁってママは思ってるよ」と伝えると、照れくさそうに笑ってました。

 

これからも、信じて待つことを意識してみようと思います。

そして、私メッセージも実践していこうと思います。

 

炭酸サイダーで、煮ると柔らかくなるそうです。

DATE:2023年7月16日

自分の鏡

うちの長男は、起立性調節障害になり、あまり学校へ行けていません。最近、部活動には参加がでるようになり、いきいきとしてきました。

 

そんなとき、週末に卓球の試合があり、「行けそうかな?行けそうなら頑張ってみな。」と声をかけました。すると長男は、「…うん。」と返事しました。前日には用意をし、明日に備えて早く寝ました。

 

翌朝、時間になっても起きてこないので、「どうする?」と声をかけました。「う〜ん…」というだけで、起き上がろうとしません。前日まで行く気があるようだったので、ぜひとも行かせたい!という気持ちで私はいっぱいになりました。

 

「現地まで行って、そこで考えようか?」と言って体を起こさせるのですが、全然動きません。

 

「連絡を入れないと先生たちに迷惑かけてしまうから、どうするのか決めて」と私が言うと、長男は泣きながら物に当たりだし、「行かへん!この部屋から出てって」と言います。

 

私は訳がわからず、「どういうことなん?昨日は行くと言っていたのに、そんな急に思い変わるか?」と大声で言うと、しばらく沈黙し「元々、行きたくなかった。けど、皆のために行こうと頑張っていたんや」と泣きながら答えました。

 

その言葉を聞いて、自分の気持ちは置いて、人のために動こうと頑張っている優しい気持ちに気づきました。でも、感情が高ぶっていたので、「まずは、自分がどうしたいか?だろう。人のことは自分のことができてからや!」と怒鳴ってしまいました。

 

言い合いのあと、私は教会で『相手は自分の鏡』と教えて頂いたことを思い出しだしました。

 

私はどうだっただろう?と考えていると、私自身も人の要望に答えないと!と思い、できる気がしないのに断れず、ギリギリになってやはり出来ない…とお断りしていたことに気がつきました。

 

今回のことを主任さんに聞いてもらい、「大変だったね。長男には怒鳴ってしまったことだけ謝ったら良いと思う。お互いが思っていたことを吐き出せて、良かったと思います!気づきが素晴らしい!」と優しい言葉をかけてもらいました。

 

落ち着いてから、長男に怒鳴ってしまったことを謝りました。そして、「私も、同じようなことを人にしていたから反省したよ。教えてありがとう。」と伝えました。

 

自分のことは置いといてでも、人のために動こうとした優しい長男の気持ちを知り、素敵に成長してくれたんだとやっと気がつけた私でした。

熱中症に気をつけてね~。

 

 

DATE:2023年7月9日

19年越しの感謝の言葉

これは主人の話ですが、
約20年前、大学時代スマホの詐欺に会い、当時たまたま目についた司法書士さんの事務所に助けを求めたそうです。
そこでご縁となった先生が良い方で学生だった主人には費用を請求せず対応してくれて、「費用は出世払いで良いから」と言われたそうです。
その後、学校を卒業し就職しましたが、その事が気になっていたようです。
しかし、遠方の大学へ通っていた事もありお世話になっていた先生にはお礼が言えていない状況でした。そのことをふと、義母が思い出してくれました。

 

ですが、主人は、既に名前も場所も忘れていましたが、私も、力になりたいと思い、主人が住んでいた大学時代の寮近くの司法書士事務所を検索すると3件の候補が見つかりました。

そこで、義母が順番に電話をしてくれました。

一件目は通話中
ニ件目はつながったものの、彼のデータがないとのことでおそらく違うだろうとのこと
そして再度一件目の所へ義母が電話をする中、どうやらそこの先生が心当たりがあるとの事でした。その時に、本人である主人が偶然にも、仕事から帰ってきて、電話を代わり主人がお世話になった先生に感謝を伝えることが出来ました。

 

とても感動的な場面に立ち会え、主人の表情をみて私も嬉しくなりました。その後、主人は何となくスッキリしたような雰囲気でした。何年も気掛かりだったのだと思います。

先生には家族で謝罪と感謝を伝えに出向きたいと考えています。

偶然かもしれませんが、仏さまを感じずにはいられない出来事でした。

 

司法書士さんが真摯に対応してくださったおかげさまで、主人が会社を経営出来て、結婚もさせていただけたのか思うと感謝でいっぱいです。

 

どんな食べ方をしますか??

DATE:2023年7月3日

少年部オンライン教育2023②

6月18日(日)に開祖さま、会長先生の教えを元に、小学5.6年生が対象の少年部オンライン教育の第2回目がありました。(全4回)

 

今回は、童話の「桃太郎」のお話を通して、幸せとはどんなことかをみんなで考えました。始めに、「これって幸せ?」という写真を見てから、桃太郎のお話に“鬼太郎”という登場人物を増やし、めでたしで終わる結末や、鬼側から見た桃太郎を想像し、大切にしたい事を考えました。

 

最初に見た写真を、もう一度見直した時、幸せって何か?を感じていくグループワークの中で、

Eさんは「幸せそうでも裏では不幸せの人もいるのでは」

H君は「写真は色々な事をして幸せと感じた。鬼側の話は始めは幸せそうだった。人によって幸せは違うものだと思った」

Kさんは「誰かが幸せになるには誰かが犠牲になるのではと思った」と一生懸命考えて発表してくれました。

 

講師さんは、『同じ幸せそうな写真を始めに見た時と、ワークをした後の視点は変わります。立場や状況が変わると、見える世界も変化します。私は幸せと思っていても、皆んな同じ様に感じているとは限りません。正解は1つではないんですよ』と教えて下さいました。

 

用事があって途中退席をするKさん。今からピアノの発表会で、人に見られていると思うと恥ずかしい…と言っていたのを聞いたK君が、自分の体験を通して緊張しないコツを教えてくれました。それを聞いたKさんの安心した表情を見て、こちらがとても幸せな気持ちになりました!

 

この教育を通して、悩んだ時には色々な選択肢を増やせるように、一人で悩まず話をしたり、思った事を言葉にしていく大切さを改めて思いました。少年部さんにも、色んな出会いや体験をして仏さまの教えである『皆んなが幸せになる方法』を一緒に見つけられたらと感じました。

 

次回は8月20日です。また、子どもたちと出会えるのが楽しみです。また報告させて頂きたいと思います。

 

よ~く見ると、花の色がそれぞれ違いますね。

 

 

 

DATE:2023年6月25日

人にもやさしく 自分にもやさしく

6月17日(日)に、舞鶴教会の婦人部さん主催の水子供養2023 生かされている命に感謝 人にもやさしく 自分にもやさしく~今いただいている命を精一杯輝かせよう~に、参加させて頂きました。水子供養のあと、教育グループの武井講師さんからご講話を聞かせてもらいました。

 

コップの水のお話やだまし絵などを使って、ものの見方を参加者にも実際に見せて体験をさせてくれました。また、体験話を通して、色々なことが起きても、『すべては自分』と教えて頂いていますが、それは自分が、どういう見方をしていくか。と、具体的に教えて頂きました。

 

感謝の反対は、当たり前ですよ。と教えてもらい、どっちの方を見るのは自分次第なんですね。自分の一瞬で思う心は、普段の自分の積み重ねだなぁ。と思いました。今日ぐらい、今ぐらいちょっと、不足の気持ちが湧いて口に出しても大丈夫だろう。と思う時があります。ちょっとぐらいが、何日も。原因を相手のせいや条件のせいにしていると、その時はすごく楽だな。と思います。感謝の見方になれた方が、幸せだと思っているのに、努力をせずに楽な方を選択してしまいます。

 

他には、頑張っている自分を認めることの大切さや相手の頑張っているところを見て行くことを体験するために、2人ペアになり、自己紹介、好きな食べ物、最近はまっていることを発表し、呼ばれたい名前でほめ合いました。

普段、自分を大事にすることなど忘れがちなので、とっても温かい気持ちになり帰らせてもらいました。

 

午前中に、そんな学びをさせてもらったのに、午後からは娘のピアノの発表会のリハーサルでした。

普段の姿を知っているだけに、不足の見方をしてしまい、リハーサル後に、ほめるどころか、「今日先生に教えてもらったことを明日までに頑張ろう。」と言ってしまいました。今は、頑張ったところをほめた方がいいんだろう。と思いながら。

 

夜、練習の時には娘は、何も言って欲しくないというので、分かった!と言ってほめることに、徹しました。

いざ、ピアノの発表会は、去年にも増して緊張の中だったようですが、最後まで頑張って弾いてくれました。人前に出るのは苦手なタイプの中、ここまで弾けるようになったんだな。努力をしたんだなと思え「よく頑張ったね。」と伝えることができました。

母も、明日も、朝から頑張るね。

お疲れさま~🎵

DATE:2023年6月18日
©Rissho Koseikai Fukuchiyama Kyokai. All rights reserved.