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ブログ(日記)
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体調不良

お手取りに行くと、そこの奥さんが

「今日は私が体調不良なので13時には主人に帰ってくるように言っていたのに、消防の訓練の後、そのまま飲み会に出かけてまだ帰ってきていない。」

その時、時刻は16時になっていました。

 

それを聞いて私は、

奥さんが怖くて帰ってこないのかな?

お酒が好きなご主人だし欲に負けて帰ってこれないのかな?

などと考えていましたが、

 

先日、私が高熱を出して寝込んだ時に旦那さんが一生懸命看病してくれたことを思い出しました。

食欲がない私にゼリーを買ってきたり、飲み物を枕元に持ってきてくれて、食欲が出てくるとおかゆを作ってくれました。

 

感謝しているつもりでしたが、感謝の言葉を伝えていなかったとそのお手取りでの縁で感じさせてもらいました。

 

しかし、その夜飲みすぎて帰ってきた旦那さんは気分が悪くトイレで戻したりしていましたが、優しい言葉かけをするでもなく、調子に乗って飲みすぎるからと相手を責める私でした。

 

高熱をだしたときには、心配して思いをかけてくれた相手に対して、それをお返しするわけでもなく、心配もしない冷たい私だなと気づかせてもらいました。

 

これも婦人部法座でお手取りの話をすることで、自分を見つめるきっかけとなりました。

 

自宅に帰ってから、旦那に体調不良の時に看病してもらった感謝と、飲みすぎて帰ってきて具合が悪いあなたに対して冷たい対応をしたことを謝罪しました。

 

旦那さんは話を聞きながら笑ってくれていました。

 

自分勝手な私ですが、サンガのおかげさまで自分の間違いに気づき反省する機会を頂いています。そんな私を受け止めてくれる素敵な旦那さんであることを時々忘れつつ、思い出させてもらいながら今後も自分の心を見つめていきます。

 

 

 

 

 

DATE:2024年2月4日

婦人部法座~1月~

婦人部法座では、開祖さまに倣いて輪読をします。

1月は「仏性を発見する…懺悔(さんげ)」という項目でした。

 

懺悔することが重要であると、日々の法座などで知っていましたが、実際どうすればいいのだろうと思っていました。

 

懺悔とは、過去の行いを振り返って後悔することではなく、物事をありのまま見ることで、出来ず、仏さまの願いに気づけなかったことを懺悔するのです。

誤りを懺悔することで、自分の仏性に気づく事ができます。

不満が感謝に変換でき、問題は宝物に代わり喜びとなる。

『懺悔は喜び』

自分の見方が救われの世界を見る、仏の見方ができるようになってくる。

とご著書から教えて頂きました。

 

全ての現象は、仏さまから私が成長するために与えてくださっている事である。

分かっていながらも、自分に不都合なことに怒りを表したり、目をそらして見ないふりをしたり、逃げだしたりしてしまっています。

しかし、心を見つめ、仏さまの願いを感じ、どう見方を切り変えていくのかが重要であると思いました。

一人で心を見つめることは難しい事ですが、サンガに想いをありのまま懺悔することで、本当の自分を見つけてもらえるのだなと感じました。

 

法座では、根本議で学んだ不幸・幸せの3つの条件を教えてもらいました。

 

《不幸の3つの条件》

1.自分が嫌い

2.人のせいにする

3.他人と比較する

《幸せの3つの条件》

1.自分が好き

2.自分が努力する

3.ありのままの自分を認める

 

幸せになるためにも、懺悔して自分の本質を知り、そんな不完全な自分を認め、好きになっていかなければいけないなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

DATE:2024年2月4日

新年明けて

新年を迎え、私は夫と子供3人と私の実家の福井県へ元旦に帰省することにしました。

 

昼過ぎに出発し、福井に入りしばらくすると、携帯から「地震です!」と、あまり聞かない大きな音がなりました。

車の移動中であまり気づきませんでしたが、義母から電話が入り、結構揺れたようでした。

自宅に引き返そうか悩みましたが、もうすぐ着く距離だったことと、日が暮れそうだったので、夫と相談し、そのまま実家に向かうことにしました。

 

実家から5km先では、道路が陥没したりと大変な状態になっていました。

奇跡的に実家周辺は何ごともなく、姉や妹、弟家族みんなで集ることができました。妹は、妊娠中で臨月を迎えていたため、いつ産気づくか心配になりました。

 

私は昔、七尾市に住んでいたことがあり、輪島市にも知り合いがいるので、20年ぶりくらいに連絡をしました。

 

ですが、つながらず…被災された方に何も出来ず、もどかしい気持ちでいっぱいになりました。ニュースで、被災地の情報を目にし、失踪感に襲われました。

慌ただしい中、余震も続き、その日は落ち着きませんでした。

 

2日の朝、妹が「いつもよりお腹の張りが強い。」といい、出産の兆しが感じられました。

 

私も、そんな時あったな。と懐かしさと赤ちゃんにもうすぐ会えるという嬉しい気持ちと、また大きな地震が起こらないか心配な気持ちとで複雑でした。お昼には、お腹の張りも落ち着いてホッと安心しました。

 

3日になり、七尾市の知り合いからメールがあり、「うちは大丈夫!心配してくれてありがとう!」と返事がありました。とても嬉しかったです。返事を送るのに言葉が見つからず、「無事で良かった。早く安心できる環境になることを祈ります。」と送りました。

妹は、軽い陣痛が起こったり、おさまったり。旦那さんも、みんなも揃っていたので安心して自宅へ帰宅しました。

 

4日の朝、知らない電話番号から電話があり、出てみると輪島の友達からでした!20年ぶりに声を聞いて、その頃を思い出し、心が熱くなりました。「ラインきてて、心配してくれているだろうから連絡した。ありがとう。家は倒壊したけど、家族全員無事だよ。」と話してくれました。今まで連絡するのは年賀ハガキでのやりとりだけでしたが、友達とのつながれたのが嬉しく思いました。今後も何か、私なりに出来ることを見つけたいと思いました。

 

夕方には、妹が出産し、母子ともに健康です。幼かった妹が母になり不思議な感じです。

 

新年あけてから、心動かされる1年になりました。当たり前に朝起きて過ごしている毎日に、感謝の気持でいっぱいになりました。命の大切さ、みんなに支えられているという恵みを日々、感じていけたらと思います。そして、自ら行動を起こせるようになりたいと思います。

被災地の1日でも早くの復興されるのを願っています。

DATE:2024年1月14日

受験祈願を通して

12月23日(土)に、教会で受験祈願をさせて頂きました。

今年は、暖かい日が続いていましたが、大寒波の予報となり大雪で来られないかもという心配が出てきました。

いざとなれば、Zoomで配信ということも考えていましたが、雪は降らず無事に開催が出来ました。

 

受験祈願の時には、対象者の方に、『物事の成就するには』という3つ大切なことが書かれたカードをお渡ししています。

①本人の努力

②周りの協力

③神仏のご加護

と教えて頂いてます。

 

毎年、聞かせてもらっていますが、自分ごととして考えられていなかったと思いました。

 

今回、仕事と家庭の両立のなかでの受験祈願、クリスマス会と準備を進めてきましたが、思うように進まなくて無事に開催ができるのかと不安になることもありました。また、自分が頑張ろうと思っても、色々なことが重なり、時間が取れず焦ることもありました。日にちが迫るなか、皆さんにお願いし、この人にまだ声をかけられてないんだと言うと、仕事終わりに行ってくれたり。買い物も午前中なら空いてるよ。と時間をあけてくれたりするなど協力してくれる人がいると思うと心強く、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

 

そんな時、仕事の中で、すごく慎重に気をつけていたのに失敗してしまったことがあり、上手くできなかった自分を振り返り、一つひとつ聞いてしていても、最後は、確認せずに自分の思い込みで動いてしまったな。と思いました。普段からそういう自分だったんだな。と気がつくと、今までスムーズに行っていると思っていたけど、実は迷惑をかけてたこともあったのだと思うとそんな自分が嫌になりました。それをきっかけに、張りつめた糸が切れたかのように、全てを投げ出したい気持ちにもなりましたが、そんな気持ちを聞いてくれる人がいました。話をしていると、冷静にもなれて、支えてくれる人がたくさんいることや、こんな私を許してくれてた人がいることを感じられました。

 

今回、自分のできること、力なんて一生懸命頑張っても、できることには限界があるなぁ。と痛感しました。いろんな人の協力のおかげさま、神仏のご加護のおかげさまで、日常の一つひとつが、作られているんだな。と学ばせて頂きました。

受験生の皆さん、応援してます!

 

 

 

DATE:2023年12月25日

59回目の贈り物

12月12日、私は100食のうどんを持って、ある養護老人ホームを訪ねました。

 

我が家は曽祖父の代から製麺業、父の代から寿司、仕出し、居酒屋を営んでいます。

 

私の祖父が42歳の時、曽祖父が亡くなりました。『親孝行が出来なかったと悔やんだ。恩返しがしたい。』と祖父は、昭和39年12月、当時まだそこしかなかった養護老人ホームへ、『皆さんに温まって欲しい』とうどんを無償で届けるようになりました。ある年は大雪になり、パトカーが先導してくれたという話しも聞いたことがあります。

 

平成15年1月、祖父が亡くなりました。祖父の思いは私の父が引き継ぎました。
そして今年5月、父が亡くなり、祖父の思いと父の思いは私が引き継ぎました。

 

うどんを乗せて養護老人ホームへ向かう時は、「皆さんに喜んで頂きたい。祖父と父も喜んでくれるかな」とワクワクしながら運転していました。
無事にうどんを届けた帰り道‥祖父のことを憎んでいた父はどんな気持ちで祖父の思いを引き継いだんだろう‥。どんな気持ちでこの会社を伸ばしてきたんだろう‥。
父の気持ちを考えると涙が出ました。

答えは出せないままですが、祖父から父へ、父から私へのバトンはしっかり繋がりました。
いつか、息子へバトンが渡せるよう日々精進しようと改めて感じた一日でした。

丹後にお越しの際は、ぜひ✨

 

DATE:2023年12月17日
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