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お知らせ
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義母の優しさ

毎年わが家では、家族7人で夏の終わりには稲刈りが待っています。

例年、子ども達の食育も兼ねて、一緒にしています。何かとバタバタするので、おじいちゃんの機嫌も、うかがいながらピリピリムードで進みますが、今年は、稲刈り前日にコロナワクチン接種をしたため、子供のたちはお家でゆっくり。

大人だけで休憩しつつ、時には雑談をしながら穏やかムードで進みました。

 

実家とはスープが冷めない距離に住んでいますが、義母とはなかなか出会わず、休みの日以外会話すことがありませんでした。
育児のことを相談すると、ストレートな母なので、「それはだめだ!」とズバズバときついことを言われ否定されるので、気持ちがしんどくなるときがあります。

そんな義母と稲刈りをしながら雑談しました。そこで、仕事場での出来事を聞かせてくれました。

 

義母は、自分の事しか考えていない、仕事の進め方をするAさんと、よくぶつかるそうです。また、指摘すると無視や嫌なことを回してきて、楽な仕事しか選ばない人…
そんな人をみると、許せない母です。皆、平等にしたい母は、仲の良い仕事場の人と、どうしたらよいか話をしたり、上司にかけあったり…諦めず解決しようとする正義感の強い母を知り、人のことを思って動ける芯のある優しい人なんだ、きついことを言うけどその裏側には、どうにかしてあげたいという優しさがあるのだと知ることができました。

 

私は、争うのをおそれて、自分の思いを胸に溜め込んでいき、卑屈になることが多いです(汗)

教会で行われる婦人部の学習で、我慢して相手に合わせるのは、その場しのぎに過ぎす、なんの解決にもならないということを教えてくれていただきました。
私さえ我慢したら…なんて思い、それが最善の解決策、優しさだと思っていましたが、逃げてただけでした…。

今回義母の話を聞いて、向き合い話し合う大切さを教えてもらいました。自分の思いを出しつつ、相手の気持ちを受け止め、人の心を聞かせて頂ける自分になりたいなと思いました。

 

夫は、稲刈りのたび、私は熱中症になり倒れてしまいます。夫はそんな私を心配してくれ、今年は倒れないようにと、「仕事場で使用しているファン付きの上着、持って帰ってくるわ。」といい、いつも私のことを考えてくれているんだな。と思いました。

稲刈り後、主人と、「今年も無事に終わったね。来年も皆揃って出来るといいね。」と話しながら、お互いをお疲れ様と慰めました。

 

新学期がはじまりましたね!
毎日、朝の目覚めを感じられることに感謝します。

 

DATE:2022年09月04日
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