先日、子どもの学校のPTA役員決めがありました。見事にクラスの学級委員長の役をくじ引きで引いてしまった夫は、「最悪。」と口から出るほどかなりショックを受けていました。
これも必要あって頂いたお役なんだと思う私は、主人の態度に不満ぎみでした。
夫は人前で目立つことや、話したりすることが苦手なので、逃げたくて仕方がないように見えました。
知り合いのお父さんから、「うちは、嫁が役をしてくれていたから詳しいことはよく分からない。」という話を耳にした夫は、「〇〇さんちは嫁さんが役はしとんなったらしいよ。会議は俺が出るから、行事は土曜日が多いし、仕事があるから、当日はよろしく。」と言ってきました。
夫が仕事場に休めるか話をしても駄目だったとか…努力はしたけど難しい場合なら、じゃあ私が!という気持ちになったと思うけれど、この時はすごくモヤモヤして「最初から努力しないで、自分の嫌なことを押し付けてきた。」という受け取り方しかできませんでした。
このことを婦人部のオンライン法座で話すと、自分の気持ちを口に出してみたことで少しずつ落ち着いてきました。以前も教会長さんから教えて頂いたことを改めて言ってもらい思い出しました。
「主人にイライラするとき、こうして欲しいのに…ってモヤモヤする時は、私が主人に対して心からのありがとうが言えてる?主人のことがおろそかに流れ作業的になってない?」と…
確かに、ありがとうは言っていても、流れ作業的になってるかな…と、自分の言動を振り返ることが出来ました。
オンライン法座の翌日に、教会での法座で教会長さんに話を振っていただいて、一連の流れを話しました。
すると、法座の中で、ある主任さんはうちもPTA役員になったけど、「主人は仕事上、最初からできないことを分かっているから、私が出るものと思っていたからそうなんだと改めて思った。」という話を聞き、私の中で何がモヤモヤしていたのか晴れて?きました。
私は、夫にこうなって欲しいという期待をしていたんだな〜と。でも、私の期待とは違った態度を見せる夫に対してイライラ、モヤモヤしていたんだな〜…。
ということは、私は自分の思い通りにしたかったんだなぁ…。
自分勝手だったんだなぁ…。
と、モヤモヤした気持ちを口に出してみたことで、少しずつ冷静に内省できたり、サンガの方の意見交換する中で、見えてくるものがあるんだなぁと、改めて気がつきました。
嬉しかったこと、モヤモヤしたこと、悲しかったこと…いろんな気持ちをまずは口に出してみることの大切さを感じ、今度は夫や子ども、会員さんなど、色んな気持ちを聞いてあげられる自分になりたいなと思いました。