ある日、幼稚園から迎えの帰りに、友達と遊んでいました。すると、6歳の息子が高い所から落ちて、右腕を骨折しました。息子は「Aくんに押された。」と言いました。
家族で話し合い、Aくんにわざわざ言わなくても、自分がしたことは十分、分かっているはず。と信じ、Aくんの親も近くに居たので、言わないでおこうと話をしました。
しかし、息子が言ってくれた気持ちが置き去りになっていると気がつき、支部長さんに聞かせてもらいました。
「普段、話さない息子が気持ちを話してくれたことが嬉しくて、気持ちを大事にしたいから話を聞いてくれる?と、言って話をして来なさい。事柄で伝えたらダメですよ。」とご指導をもらいました。
最初は、事柄で伝えたらダメという意味が分からなかったけど、早速、息子と2人で家に行き、話をさせてもらいました。Aくんのお母さんは、たぶんそうやろうと思っていたけど、本人が認めないと言われました。
私たちは、責めるつもりで来たんじゃなくて、息子の気持ちを大事にしたかったから。聞いてくれてありがとう。と話をしました。
帰りみち、息子は満足そうな笑顔に変わりました。
あれから、幼稚園ではAくんはもちろん、友達が積極的に手伝ってくれ、お母さんとも今まで通りの関係が築けています。
ご法のおかげさまで、残りの幼稚園生活を楽しく通えることが嬉しく思っています。
次につづく・・・。