今年は、コロナ禍ということもあり、秋季彼岸会は密を避けて、各地区または、各家庭での御供養をさせて頂きました。
9月20日(日)には、丹後支部の先輩幹部さん方の御供養をさせて頂くことになりました。
御供養の当日、支部のお役を頂いていた私は、朝から準備で慌ただしく動いていました。
そして、動き回る11ヶ月の次女を背中に背負い、司会のお役をさせて頂くことになっていました。
すると、6歳の長女と、主任さんの小学二年生の娘さんが仲良く遊んでいるのを見た主任さんから、「子ども達に司会をして貰ったらあかんかな?」と、素敵なアイデアを頂きました。
私は「その発想はなかった!!せっかく来てくれている子ども達にお役をしてもらうチャンスだ!」と思いました。
遊んでいる娘達に、「二人で司会のお役をしてくれないかなぁ?」と聞いてみると、照れながらも二人一緒なら…いいよと受けてくれました。
急なお願いだったので、私が後ろで司会文を伝えて、それを二人で復唱しながら司会を努めてくれました。
子ども達二人の可愛らしい司会のお陰さまで、微笑ましい、あたたかい彼岸の御供養になりました。
娘は、いつもは「面倒くさい…」と言って、御供養には座ってもダラダラしたり、遊びたくて仕方がないのですが、今回は、司会というお役と、隣でお手本となるお友達がいてくれたお陰さまでやる気が出たようです。
きちんと座り、分からないなりにも御供養をあげる声が最後まで聞こえていました。
「認められたい」「誉められたい」「人の役に立ちたい」という思いが子ども達にもしっかりとあるのだから、それをどう生かすかは私たち大人にかかっているんだなと改めて感じました。
翌日には、我が家で彼岸の御供養を家族でさせて頂きました。その時には、娘はお役には座ってくれましたが、いつもの「面倒くさい」コールが終始鳴り響いていました…(>_<)
昨日の素敵な姿はどこへやら…(笑)
恥ずかしいけど、がんばる…