つぎに、仏教で根本にある教え「縁起観」を学びました。
縁起の教えとは、「世の中のすべてのものは、因と縁の出会いによって、起こっている」ということです。
たとえば身近なことで言えば、私が「お花」になりますか?それとも「生ごみ」になりますか?
お花になれば、それにふさわしいチョウチョがやってきます。生ごみになれば、それにふさわしいハエがやってきます。縁というものは、自然とそのようになるんですね。つまり、さまざまな縁は知らず知らずのうちに自分(因)が引き寄せているもの。だから、自分が常にどんな因の心になるかが大事なんですね。
私達は、日頃から出会う縁によって相手が悪い、環境が悪いと自分の外にあるものを因として責め立てることがよくあります。でも、それでは、なんにも状況は先に進みません。「今、私がどんな善因の心になって、目の前の縁を良き縁に変えていけるか」。まずは実践してみることですね。
教会では毎朝10時~11時まで法座をしております。お陰様で4月の参拝者が、のべ1000人を超えました! おめでとう🎊 感謝ですね。