3月1日、教会に素敵なお客様がやってこられました。ネパール出身で大阪在住のラジャさんです。
ラジャさんの活動は、”ディスカバリー ユアセルフ 自分を知る”をコンセプトに様々な心の解決を目指されています。今回は「受けとめる力」というテーマで講演をしてくださいました。
この講演会で、私は遠い国で起きた問題がとても身近に感じました。マーシャル諸島で被ばくし、ふるさとを離れることになった辛い思い、ネパールでの大きな地震で経験した怖い思い… 場所は違えども、そこで暮らす人たちの気持ちと一緒になれたような思いでした。
また、ラジャさんの講義を受けたネパールの子ども達のキラキラした笑顔の写真が印象的でした。そしてお話の中で「起きたことは仕方のないこと。恨まず、逃げず、言い訳せず向き合う。ありのままを受けとめていく。この強さがあれば、すべてがポジティブに働いていく。」など、 たくさんのメッセージをいただきました。
仏教は、まず今の自分の苦を明らかにし、逃げ隠れしないで、ありのままを受けとめていくことを説かれています。しっかりと自分の心と向き合う時間を作り、周りの人にも幸せを届けられるようになりたいと思いました。