あるお母さんのお話を朝の法座で聞きました。
いつも娘が「人と出会うと疲れる」と言っているそうです。
そのお母さんは、だんだんその話をしているうちに、私がいつも「人に優しくしなさい。」と口を酸っぱくして言っているからだなと気づかれました。
よくよく振り返れば、そのお母さん自身が、学生の頃、いじめを受けたつらい体験がありました。だから、私は余計に自分の子だけは、いじめをしない子になって欲しいと。そして、それを伝えられる優しいお母さんでいたいと願っていたんだなと。。
今回、今まで気がつかなかった、自分の本当の心を知ることになりました。
法座主さんからは、「親の思いを一方的に押しつけるのではなく、まずは子どもの声を聞いて、相手の立場に立って伝えることが大事ですよ」と教えてもらいました。