~友達~
『3年生では、人権の学習で「本気のハッピーシャワー」という取組をしました。春からやっている取組で、日直のがんばりやいいところをクラスの全員で見つけて、ハートの紙に書き、終わりの会で全員からほめ言葉をシャワーのように伝えます。
わたしはこの取組をやってみて、初めは、主役である日直のがんばりを細かく見つけることができなかったし、友達のいいところを紙に書くことがむずかしかったです。でも、今では、主役のがんばりやいいところを細かく見られるようになったし、紙に書くのも何回も経験して、書けるようになりました。
わたしには、友達がいます。わたしがケガをしたとき、友達が『だいじょうぶ』と言ってくれてやさしいなと思いました。またある時は、わたしが、失敗したときやさしい声で『だれでも失敗はあるから』と言ってくれてほっとしました。そのとき、わたしもだれかが失敗したらそんなふうに声をかけたいと思いました。
この取組をして、わたしは、自分でも気づいてない自分の良さがあることを知りました。友達からもらったハートの紙には、保育園児の体験入学で園児にやさしく教えていたと書いてありました。友達がわたしのことを細かく見てくれていたことがうれしかったです。わたしもみんなみたいに、細かく見られるようにがんばりたいです。
これからも大切にしたいことは、一人になる友達を作らないことです。一人ぼっちはかってにできるのではないからです。だから、友達がこまっていたら自分から声をかけたいです。』
小学3年生の娘が、人権の学習で書いた作文です。町の人権啓発優秀作文に選んで頂きました。本人の了解を得たので記事にしました。
家ではなかなか見つけられない娘の良さを教えてもらい、ホッコリしました。
4月から、新4年生!!高学年の仲間入りだね。