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ブログ(日記)
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受験の報告と卒業

以前、中学3年生の長男の受験のことを書かせて頂きました。
もしかしたら記事を読んで気にかけて下さっている方がおられるかなと思い、記事を書かせて頂いています。

お陰さまで、第一志望の高校に合格しました。

 

卒業式の日、サプライズで家族へ向けた手紙をもらいました。そこには、あまりにも辛く、もう第一志望の高校に行けなくてもいいや‥と諦めかけたこと。家族の支えがあって、最後まで頑張れたことが書いてありました。
受験という大きな壁は、長男を一回りも二回りも大きく成長させてくれました。

 

卒業式後の学活では、先生の言葉がとても心に残りました。
『色んなことがある。辛いことや嫌なこともいっぱいある。でもな‥死ぬなよ。何があっても俺より先には絶対死ぬな。5年後、みんなで会おうな。』

20代後半の男の先生です。
あとから長男に聞くと、友人を亡くされたそうです。
心の底から出た言葉だったのでしょうね。凄く‥凄く伝わって来ました。素敵な先生に恵まれ、楽しい仲間に囲まれ、長男は中学校を卒業しました。

 

「良く頑張ったね。

有意義な高校生活を送ってね。」

卒業おめでとうございます!

 

DATE:2022年3月27日

子どもの気持ち 夫の気持ち

去年の秋くらいから、長男が学校を休むようになりました。
私は、病院の先生から、「すぐには治らない病気なので焦らないように。何年かかっても治らない人もいます。」と言われ落ち込んでいました。でも、今年に入ってから、少しずつ適応指導教室へ通えるようになり安心していました。

 

そんな時、今度は娘まで学校に行きたがらない日が続きました…。
「え!この子まで?!」と焦り、私の関わりが悪いからだ!どうしたらいいんだろう…と考え不安になりました。

そのことを夫に相談すると、アドバイスをくれるのですが、私が出来ていないから…。
しっかりしていないから…。と責められているように感じ、卑屈な気持ちになり喧嘩になりました。
あとから、夫は悪くないのに、大人気ない…。と思うけど、余裕がなくて向き合えない私でした。

 

ふと、子ども達の言動をふり返ってみると、学校へ行きたくない、休みたいと子供たちが自分の気持ちを伝えようとしている。ちゃんと自立して成長しているんだと思え安心しました。

 

今まで私は、みんなと同じように活動出来ないことだけをみて子どもたちの気持ちを分かっていませんでした。

 

夫ともあれから、「卑屈になってたごめんと前向きに受けとめられるよう心がけるわ。」と謝りのメールしたら、「責めてないから…二人で話し合っていこう。」と返事をくれました。

夫の気持ちが分かり、一人で悩んでいるんじゃないんだなと思いました。これからは、話を素直に聞いて受けとめられる妻であり、思いを理解して寄り添える母になれるといいなと思いました。欲張りですね・・・。

もうすぐ、春休みだね~♪

DATE:2022年3月20日

もうすぐ福知山教会30周年記念式典

福知山教会が誕生したのは、平成4年で今年、30年目の年を迎えます。当時は、日本一小さい教会と言われ、その後、今の教会を頂いています。

 

私は、教会にご縁を頂いたのは、15年前くらいです。当時のことは、何も分からないので先輩方の当時のお話を聞かせてもらいました。朝早くから夜遅くまで、当番修行や法座や手取りに回られたことや徒歩で遠い駅まで歩いて、教会に通われたことなどを聞かせてもらいました。

 

今では、考えられない苦労や家庭のことは置いて、布教に回られたご努力に、私だったら挫折してしまっていると感じ、先輩方の深い信仰心を学ばさせてもらい、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

そして、支教区長さんからの心構えでは、論語の「吾十有五にして学に志し(志学)、三十にして立(而立)、四十にして惑わず(不惑)、五十にして天命を知る(知命)。六十にして耳順い、七十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず」(孔子)と紹介して下さり、30年は『自立』の年です。と教えて頂きました。

 

そのことを胸に、感謝の気持ちと何事も自立をして行かなあかんな。と決意しながら準備をさせて頂いています。コロナ禍のなか、思うように進まない状況ですが、精一杯させてもらいあとは、仏さまにおまかせだな。と思う日々を過ごしています。

でも、あれも、これものなかで、イライラすることが出てきますが、湧いた心を大事にして見つめていきたいです。

福知山教会30周年記念式典

日時:4月3日(日)9時45分から。

YouTube配信にてご覧ください(^-^)

 

DATE:2022年3月13日

他人事にしない

オリンピックの賑わいとは対象的に、ロシアとウクライナの戦争のニュースに心を痛める毎日です。

 

ある日、ニュースで爆撃を受けるウクライナの街の映像や、ガレキの間から見える布団が赤く血に染まっている映像が流れました。

それを見た小学校一年生の娘の表情がどんどんこわばっていくのが見て取れました。

「これって日本も爆撃とか落ちるん?」と、怖がる娘に、『日本は大丈夫』と言って安心させてあげることもできましたが、『自分には関係のないこと』と、娘には思って欲しくないなと思った私は、一年生の娘に分かるように色々な話をしました。

 

ロシアという国と、ウクライナという国同士が話し合いで解決できなくて、戦争になってしまったことや、ウクライナでは男の人は国のために逃げないで戦いなさいって命令が出て、国から逃げることもできずに嫌でも戦わないといけなくなっていること…

 

でも、昔は日本も戦争をしていて、男の人は戦争に行かなければならないし、女の人は武器を作ったり、竹やりで戦う訓練をしていた時代があったこと。

 

曽祖父も戦争に行って、今戦争しているロシアがまだソ連という国だった頃に、戦争が終わってからも捕まっていたこともあったし、曽祖父の兄弟は何人も戦争に行って亡くなってるんだよ…。と話しました。

 

日本は戦争でたくさんの命を失って、たくさんの被害があったけど、戦争はしないという法律ができてからは60年以上戦争はしてないんだよ。だから今はこうして平和に暮らせているけど、隣の北朝鮮という国からは日本に向けて何度もミサイルが飛ばされているし、ロシアとウクライナの戦争も、日本がロシアに戦争を反対したことで、敵だと思われるかもしれないし、戦争の影響で灯油や石油の値段が上がったり、自分たちの生活にも影響は出ているんだよ…と話すと、

「じゃあ、日本は反対しなければいいやん。」と、娘は言いましたが、

「誰も反対しなければ、戦争はどうなる?戦争で苦しんでいる人はどうなる?」と聞くと…悩んでいました。

 

「世界中のみんなが戦争がない平和な世の中にならないと、自分も幸せにはなれないんだよ。だからいつも、世界が平和になりますようにって仏さまに手を合わせて祈ってるんだよ。」と話すと、娘はうなずいていました。

 

娘は「話し合いで解決できないなんて、大人なのに…。なさけない…。」とため息混じりにポツリとつぶやいていました。

 

「そうだね~。子どもだって喧嘩しても話し合いで仲直りしてるもんね〜。でもそれが大事やで!

今、あなたにできることは、まわりの友達や家族と喧嘩しても話し合ったり、許し合ったりしながら仲良くすることやで。そうすれば、どんどん幸せの輪がひろがるからね。」と話をしました。

 

そんな話を娘としながら、私自身が改めて他国の事と他人事にしないで、祈り続けよう!周りの人とのご縁を大切に、笑顔の輪がひろがるように笑顔を心がけよう!と思いました。

春はすぐそこまでですね(^-^)

DATE:2022年3月6日
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