何気なく6歳の娘とテレビを見ていたときのエピソードです。
たまたま、ユニセフのCMが流れているのを見た娘が、「ねぇ、何であの子は泣いてるん?」と尋ねてきました。
テレビ画面には、紛争の中、両親や家族は命を奪われ、幼い妹を抱いて必死で逃げてきた女の子が涙ながらに話をしている姿が映っていました。
「戦争って言って、色んな国の人同士でけんかになったり、爆弾や銃で、たくさんの人が亡くなってるんやで…。この女の子も、お父さんも、お母さんも殺されちゃったんだって…だから妹と二人で必死にここまで逃げてきたんだって。」と説明しました。
私は娘に、何度か一食募金の説明はしていました。
その時、机に置いていた一食募金のオレンジ色の箱が、私の目に飛び込んできました。「この箱にママがいつもお金入れてるやろ?このお金が、あの女の子達の国に届いて、食べ物や、薬を買う為のお金になって、たくさんの命が助けてあげられるんやで。だから、ママはいつもこの箱にお金を入れてるんだよ。」と、話しました。
すると娘は、自分のお財布を取ってきて、一食の箱にチャリンチャリン…と何枚も何枚もお金を入れ始めました。
日頃お手伝いを頑張って、コツコツ貯めていた数少ないお小遣いです。
つい私は「そんなに入れたらお小遣いなくなっちゃうけどいいの?💦」と聞くと、
「あっ!そっか!箱からちょっと返してもらおうかな…」と一瞬迷ったようでしたが、
「でも、そんなことしたら命が助けられへんやん!あかんやん!」と…!!
「凄いなぁ〜!たしかにそうやね〜。」と、娘の人を思うあたたかい気持ちがとても嬉しかったです。
偶然にも、今日は1日!!
一食の実践をさせて頂く日だったことに気付き、またもやびっくりでした(笑)
娘を見習って私も、大好きなおやつを我慢して、一食募金の箱にお金を入れさせて頂きました😊
どうか、争いがなくなりますように…
平和な世界が訪れますように…
一人でも多くの命が救われますように…そう願いを込めながら🙏
一食募金を通して、今私にできることを精一杯させて頂こうと思いました。