小学6年生の次男のことです。
産まれた時から反抗期、とても気難しい次男?この6年間、何度学校へ足を運び何度頭を下げたか‥。一年程前、このまま中学生になることに不安しかなく、焦りでいっぱいだった私。
だからといって、どうすればいいか分からずにいました。
そんな中、突然の休校‥。
あまり大きな声では言えませんが、休校中、我が子が学校と変わらないくらいの時間を過ごしていたのは、私の従妹の所でした。
従妹には、小学2年生の長男と当時2歳の長女がいます。
うちの長男、次男、長女の5人はほとんど毎日一緒に過ごしていました。
その2歳の子がうちの次男にべったり。『◯◯兄ちゃんが一番好き』この言葉が、次男の人生を変えたと言っても過言ではないと思います。
自分に自信がなく、特にお兄ちゃんへの劣等感を強く感じていた次男。お兄ちゃんではなく、自分のことが一番と言ってくれたあの子の心を、満たしてくれたんだと思います。
つい先日、この一年を思い返していました。
最後の運動会も、楽しみにしていた親子キャンプもコロナのため中止。卒業式もどうなるか‥
でも、今の次男なら私は、安心して中学へ送り出せます。
まさかコロナ禍の中で、こんな大きな功徳を頂けるとは思いませんでした。
そして、人の心を突き動かすのは、綺麗に並べた言葉ではなく、案外何気ない一言なのかもしれないなと小さな菩薩に教えてもらいました。