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ブログ(日記)
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父を偲ぶ

父の一周忌の法要を支部長さんのお導師で主人と3人だけで特別にして頂きました。

 

数日前、教会長さんから、ご供養願いの父の戒名の事について教えて頂きました。

 

支部長さんから、何度も電話で父や母、私の事など、いろいろ詳しく聞かれました。私は何回も何回も尋ねられるので「ちょっと嫌やなぁ」という気持ちになっていました。

 

教会長さんは、「そういう時は、『なぜ、そんな事を聞かれるんですか?』と聞くのよ。聞かずにいると理由がわからないから、腹が立ったりして自分の心を汚すでしょう?」と教えて頂きました。私は、疑問に思ったことを尋ねてみるということを意識しなければと思いました。

 

そして、法要の日を迎えました。お導師さんが、詳しく父の事を私に聞かれた理由は、ご供養の中の回向文を読まれた時にわかりました。回向文の中で、父の歩んで来た人生、その時、その時の父の思いなど、読みあげてくださいました。
私は涙が、あふれてきてうれしい気持ちになり、お導師さんにも感謝の気持ちになりました。
すぐ怒ったり、暴力を振るう父のことが嫌いで仕方がない私でしたが、回向文を聞きながら、父は父なりに精一杯生きてきた。父は、母や私の事も思ってくれていたのだと、父のことを少し理解できた一周忌の法要でした。

この日、私の父の一周忌にずっと付き合って一緒にいてくれた主人に感謝でした。もう少し、主人のことも気にして行こうと思いました。

DATE:2020年7月7日
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