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ブログ(日記)
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不登校からの努力 part2

Aさんは法座で、不登校だったお孫さんが、高校に通えるようになって、その努力が花開いたという話をされた日…。

 

法座で話したからなのか…ふと、Aさんは、孫のことが気になりました。出会えた息子に「あれからどうしてる?」と、孫の様子を尋ねました。「今日は、学校休んでいる」と、息子は話してくれました。
Aさんは、家族を思うが故に、「また、不登校になるんではないだろうか…」と、孫のことが心配になりました。

 

Aさんは、この事を一緒に住んでいる娘さんに相談しました。すると、その話を聞いた娘さんは、「良かったやん。」いいました。
Aさんは、「え?何が良かったの?」と思いました。
娘さんは、「高校に入ってから、ずっと頑張っているのを聞いて、嬉しい反面、急に頑張りすぎていることが、とても心配だった。…今休めて良かった~。」と思えたそうです。

 

Aさんは、孫のことを責めないで、色んな角度から心配したり、見守ってくれている家族のあたたかさ、有り難さを改めて感じました😊と、話してくださいました。

目の前の出来事は変わらなくても、考え方一つで心が救われるんですね✨

 

DATE:2020年7月21日

コロナのおかげさま

教会が、少しずつ再開し主任のAさんは、明日お役で久しぶりに教会に行くことになりました。

 

ご主人に「明日はお役で、出させてもらいます。」と伝えるとご主人から、「明日、行くんやったら送って行ってあげよか?」と言ってくれました。「(ご主人に反対されていたこともあり)長年、教会に通っていて、初めてなんです。コロナのおかげさまです。」と、とても嬉しそうに話をしてくれました。

 

よくよく聞くと、コロナで教会が休みの間、時間ができたので、ずっと前からしてあげたいと思っていたことを実践されたそうです。

それは、高齢のお姑さんを毎日、畑まで送り迎えをすることです。

そして、思っても見ないこともありました。近くに住んでいるご主人の妹さんとも、心の距離が近くなったそうです。

 

コロナをおかげさまにできるかどうかは、変化のときに、自分の行動次第一つだな。とAさんのお話を聞いて思いました。

 

 

 

DATE:2020年7月10日

父を偲ぶ

父の一周忌の法要を支部長さんのお導師で主人と3人だけで特別にして頂きました。

 

数日前、教会長さんから、ご供養願いの父の戒名の事について教えて頂きました。

 

支部長さんから、何度も電話で父や母、私の事など、いろいろ詳しく聞かれました。私は何回も何回も尋ねられるので「ちょっと嫌やなぁ」という気持ちになっていました。

 

教会長さんは、「そういう時は、『なぜ、そんな事を聞かれるんですか?』と聞くのよ。聞かずにいると理由がわからないから、腹が立ったりして自分の心を汚すでしょう?」と教えて頂きました。私は、疑問に思ったことを尋ねてみるということを意識しなければと思いました。

 

そして、法要の日を迎えました。お導師さんが、詳しく父の事を私に聞かれた理由は、ご供養の中の回向文を読まれた時にわかりました。回向文の中で、父の歩んで来た人生、その時、その時の父の思いなど、読みあげてくださいました。
私は涙が、あふれてきてうれしい気持ちになり、お導師さんにも感謝の気持ちになりました。
すぐ怒ったり、暴力を振るう父のことが嫌いで仕方がない私でしたが、回向文を聞きながら、父は父なりに精一杯生きてきた。父は、母や私の事も思ってくれていたのだと、父のことを少し理解できた一周忌の法要でした。

この日、私の父の一周忌にずっと付き合って一緒にいてくれた主人に感謝でした。もう少し、主人のことも気にして行こうと思いました。

DATE:2020年7月7日
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