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ブログ(日記)
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毎日の三部経読誦の中で

新型コロナウイルスの対応の中、3月初め教会が休みになりました。

それから、新型コロナウイルスの1日でも早い収束と健康回復を願い、三部経を毎日読むことになりました。

 

読んでいるとふと、悩んでいることや忘れていたことを思い出させてくれたりと、仏さまからの知恵を頂けたりします。

 

でも、ある日、読んでいるとだんだんと腹が立ってきました。先日、知り合いの方は、夫婦ともコロナで仕事がなくなりどうしようと言っていたのを思い出したからです。本当に、電気、ガスなどの固定費だけでも大変です。市に相談してみるしかないとは、伝えましたが、こういう状況の方は、たくさんいると思うと、コロナに対して怒りが込み上げてきました。

 

三部経を読んでいると穏やかな心になると思っていたのに怒りの心が出てくるなんてとどうしようもないと思っていました。

 

教会長さんにたまたまそのことを話させて頂くと、「そういうときは、光祥さまの祈りの言葉を読むと良いですよ。」と教えて下さいました。

 

しばらくしてふと、「私は、思いを聞いてもらえることが出来ているのは、幸せなんだな。」と思えました。光祥さまの祈りの言葉を読ませて頂きました。不安なのは、みんな一緒なんだな。優しい気持ちを与えらる人にならなあかんな。と思い直すことが出来ました。不安は、なくならないけれど、そのまま受け止めて周りに優しい言葉をかけて行きたいなと思いました。

 

 

 

DATE:2020年4月17日
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