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法座|いつも隅々までピカピカに!!

「今、すごく腹が立つんです!」

Aさんは毎朝の法座で話を切り出しました。

 

ある日、Aさんのお母さんが家に遊びに来たときのこと。そのお母さんがトイレから出るなり、「Aちゃんは、トイレ掃除してるみたいやけど、隅っこの方は、キレイになってないわよ~。」と。それを聞いたAさんは、最近トイレ掃除を頑張っているだけに、そのお母さんの言葉が許せなくなったそうです。

 

教会長さんは「お母さんのその言葉の奥は、どんな心だったのかな? 言葉の中に、お母さんが実家でずっとトイレ掃除をしてきて、隅々から隅まで努力されてきた心が見えませんか? そのトイレをずっ~と使い放題してきたのは誰でしょうね?」

 

その言葉を聞いて、Aさんの顔の表情がハッと変わって、「私です。最近、トイレ掃除を一生懸命している私の方にばかり目が向いていて…、確かに母は、長い間、私が大人になるまでの間、私の今の努力より何倍もトイレを磨いてくれていました。わかりました。感謝です!」

 

それから、Aさんは教会に来て勉強に入ったり、法座に出られるようになりました。今、少しでも自分の器を広げて、人さまを受け入れていく心を作りたい!と決意をして努力をされています。

 

Aさん、みんなで一緒にがんばろうね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DATE:2019年6月17日

法座 |自信はトイレ掃除から…

半年くらい前のことです。私は、いつも周りのみんなと比べては落ち込んでいました。人前に出る機会の多い私ですが、どこか自信がもてないまま。。せっかくみんなに励ましてもらっても、なかなか卑屈な気持ちがとれないでいました。

 

そこで、法座で私の気持ちを聞いてもらいました。支部長さんは、「なにか行動したらいいですよ。お当番の日は、朝6時に教会に来て、まずはトイレ掃除から始めたらどうでしょう。」と提案されました。子どもも巣立ち、時間が自由に取れる私は「朝早いけど、やってみよう!」と、それから黙々とトイレ掃除の実践を続けました。

 

そうしている内に、「私は何も実践できていない自分だったから、みんなに後ろめたい気持ちがあったんだな。」と気がつきました。人が見ていようと、見てまいと、私は続けてやってる!という強い心の内側が積み重なってきました。

 

ある日、共育部の部員さんから「なんか最近、イキイキと変わりましたね~。」と声をかけられました。私の心の中で、積み重なったものが、自信としてあらわれたんでしょうか?何だかうれしくなって、「トイレ掃除のおかげで変われたよ~。」と自信をもって!お伝えさせてもらいました。

 

毎日できることをコツコツと…IN 玄関口

                         

 

 

DATE:2019年6月2日

法座 | トイレ掃除で新たな自分に!

元号が令和に変わってから、「私って、何にも役に立ってないし、出来てないなぁ~と」、なぜか心がモヤモヤして焦りを感じていました。そこで、そのことを支部長さんに法座で話すと、「まずは、素手でトイレ掃除してみたら?」と言われました。

 

実を言うと、子どもが幼稚園生の頃、あるママ友さんと関係が上手くいかなくなったことがありました。それからは「もう、ママ友と関係を作るのって、面倒くさいなぁ。自分一人の方が気楽でイイ~。」と、自分から積極的に人と関わることを避けてきて、それから、アッという間に二年が経っていました。

 

そんな中での教会でのトイレ掃除の参加。「これって何の意味があるの?」と思いながらも、共育部のみんなが掃除の手本をみせてくれ、その勢いにおされ、私も勇気を出して、素手でトイレ掃除ができました。何だか、私の気持ちは、すがすがしい気分です。

 

その後、家に帰って、家事をしていると、ふっと思うことがありました。

 

「何にも出来てないことに焦る私って… あれ!どういうこと?」「 本当は、どんな人とも関わりを持っていたいって思ってないか!? いつも人の役に立ちたいと思っていないか!?」と。そんな自分の心に気づきました。

 

それから、人との関りも受け身な私から、積極的になれることが増えてきたように思います。

 

今では「あの時、勇気をだしてトイレ掃除をして良かったなぁ~」と。新しい自分を見つけられて、とっても嬉しいです。

 

これからも、共育部の皆さんとトイレ掃除をつづけてみますヽ(^o^)丿

 

オリンピックチケットって、当たるの~?

 

DATE:2019年5月29日

法座 | 登下校中も学んでます

5月10日式典の終了後、教会長さんを囲んで共育部法座がありました。

あるAさんが、新1年生になった息子さんのことをお話してくれました。

 

その息子さんは近くに住む上級生のお兄ちゃんと2人で通学することになり、その上級生を「カッコいいお兄ちゃん!」と息子は憧れているようです。でも、心配になったのは、そのお兄ちゃんはちょっと口が悪いところがあって、息子がそれを真似をするようになったんですと。。

 

そのAさんは、息子にお兄ちゃんと仲良くするのはいいのですが、口が悪いところまでは真似して欲しくありません。「どうしたら、いいでしょう?」との相談でした。

 

教会長さんは「日頃からその息子さんに一番影響を与えているのは誰ですか? そう、そのお兄ちゃんじゃなくて、Aさん自身(お母さん)ですね!そのお母さんの後ろ姿が、わが子に一番影響を与えているんですよ。だから、あなたが、そのお兄ちゃんにどのようにふれ合うのか、自分の息子が一番見ていますよ。」と教えてもらい、その話を聞いた本人も納得した様子です。

 

そして、続けて「もしかしたら、そのお兄ちゃんは家で少し寂しい思いをしていませんか?そんな風に見方を広げて、あなた自身がやさしい言葉をかけてあげてみてはどうでしょうか?」

 

Aさんは、そのお兄ちゃんの生活環境に思い当たることがあった様子です。

「これから私が、そんな見方で関わってみます。」

そう言って、その後すぐに、また息子さんの下校のお迎えに行かれました。

 

だんだん暑くなってきたねぇ。半袖にする?

DATE:2019年5月20日

家庭教育|何を大切にするの?親子との対話を

4月22日(月)に福知山教会で家庭教育を開催し、子育て真っ最中の若いお母さん方が集まりました。講義内容は、小学校低学年の特徴や接し方についてで、たくさんの学びがありました。

 

そこで、小学生の息子をもつ母親のAさんが、最近あった出来事について語ってくれました。

 

ある日、自宅でおばあちゃんから息子に「〇〇君と、あまり遊ばないほうがいい!」と言っているのをAさんが目撃します。もうビックリです。私は、いろんなお友達と遊んだほうが良いと思っているのに。。だから、思わず「そんなこと、言わないでよ!」とおばあちゃんに言い返しました。

 

でも、息子はそのおばあちゃんのことも否定せず、お母さんの言っている気持ちもわかって、後でコッソリ、「ぼくは、〇〇君とは(これからも)遊ぶよ~」と言ってくれたそうです。

 

さて、その出来事を通して、そのお母さんはどんな学びになったでのしょうか?

みんなで法座をしました。

 

そこで皆さんで気づけたことは、「あのお友達と遊ぶな」と言われるおばあちゃんの気持ちも受け入れていたこと、そしてお母さんの気持ちもわかって察して上げられていたことでした。親が気がつかないうちに、とてもやさしい息子さんに成長していたんですね。

 

わが子が成長すればするほど、たくさんの出会いがあります。それにともない、残念ですが母親の目からも子どもは離れていきます。

 

わが子どもが大人になるまで、仏さまの縁起観を通して「人と人の間で大事にするもの」を語り合っていくことも、改めて母親としての大切な役割があることを学びました。

 

 

もうすぐ10連休〜(^^)何しましょう?!

 

 

DATE:2019年4月25日
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