支部の法座で佼成会を辞めたいと思ったことがないと言われた人に、私は「ほんまか?一回も辞めたいと思ったことがないんか?それならもっと教会に来ればよいのでは。」と思いました。支部長さんにこの話をすると、『辞めたいと思ったことがない人は、遊び半分でやっているんです。辞めたいと思いながら毎日教会へ来て頑張って来ている自分を、褒めてやればよい。』と教えて頂きました。
私は毎日、お役を辞めたい、行きたくないと思いながらも教会へ来て、精一杯、お役を果たそうとしている自分に気がつきました。そして、教会に来て周りの方から、至らない私を教えて頂き、反発する心を起こしながら「またやってしまった。」と反省する…その繰り返し…。でも、少しづつでも良くなりたいと思う気持ちがあります。
お役を頂いているお陰さまで、毎日湧いてくる煩悩に打ち勝って教会へ行き、少しでも向上したい、人さまのお役に立ちたいと、心の奥底のほうで思っている自分を褒めよう‼︎と誓願します。
頑張ってる私ってステキ✨
私には中学1年生の息子がいます。中間、期末テストの時には、テスト当日に課題(宿題)を提出する事になっています。地道にコツコツする様子は見られず、息子はyoutube鑑賞ばかり。。
中間テスト数日前に、まだ100ページ近く残っていたことに私は腹が立ち「何でもっと早くやらへんかったん?!」と、息子を責めてしまいました。
その事を、入寂会式典後の法座で聞かせて頂きました。支部長さんから「あなたは自分が成すべきことをしていますか?毎日、家のトイレ掃除もしていますか?あなたは努力をしてませんよ。教務スタッフでもあるので、教務部長さんと婦人部長さんにちゃんと成すべきことが出来ているか聞いて来て下さい!」と言って頂き、2人に聞きに行きました。
2人共に、一緒に頑張ろう!と言って頂きました。
前より頑張っている‥と思っていた私でしたが、他の人からみるとそうではありませんでした。
息子だと思っていましたが、それは私の姿。私のいいかげんさを教えてくれていたのだと気がつき、帰ってからトイレ掃除をしました。
息子が帰宅すると「ヤバいわー!先生が課題をし終わった人は手を上げてと言われて、ほとんどの友達が出来ている事が分かった。頑張ってやらないと!」と言い、あんなにあった宿題を当日までにすべて終える事が出来ました。
支部長さんに、言ってもらったことをそうだな。と認めて受け入れるのに勇気が入りましたが、私だったと、気づいた時、実践した時に現象が一変すると言う体験をさせて頂きました。この事から、私が小手先で言う事を聞かせないと!とガミガミ言わず、私の姿だと思って私が努力をしようと思いました。
お母さんも頑張るからね~(^-^)
先日、子どもの学校のPTA役員決めがありました。見事にクラスの学級委員長の役をくじ引きで引いてしまった夫は、「最悪。」と口から出るほどかなりショックを受けていました。
これも必要あって頂いたお役なんだと思う私は、主人の態度に不満ぎみでした。
夫は人前で目立つことや、話したりすることが苦手なので、逃げたくて仕方がないように見えました。
知り合いのお父さんから、「うちは、嫁が役をしてくれていたから詳しいことはよく分からない。」という話を耳にした夫は、「〇〇さんちは嫁さんが役はしとんなったらしいよ。会議は俺が出るから、行事は土曜日が多いし、仕事があるから、当日はよろしく。」と言ってきました。
夫が仕事場に休めるか話をしても駄目だったとか…努力はしたけど難しい場合なら、じゃあ私が!という気持ちになったと思うけれど、この時はすごくモヤモヤして「最初から努力しないで、自分の嫌なことを押し付けてきた。」という受け取り方しかできませんでした。
このことを婦人部のオンライン法座で話すと、自分の気持ちを口に出してみたことで少しずつ落ち着いてきました。以前も教会長さんから教えて頂いたことを改めて言ってもらい思い出しました。
「主人にイライラするとき、こうして欲しいのに…ってモヤモヤする時は、私が主人に対して心からのありがとうが言えてる?主人のことがおろそかに流れ作業的になってない?」と…
確かに、ありがとうは言っていても、流れ作業的になってるかな…と、自分の言動を振り返ることが出来ました。
オンライン法座の翌日に、教会での法座で教会長さんに話を振っていただいて、一連の流れを話しました。
すると、法座の中で、ある主任さんはうちもPTA役員になったけど、「主人は仕事上、最初からできないことを分かっているから、私が出るものと思っていたからそうなんだと改めて思った。」という話を聞き、私の中で何がモヤモヤしていたのか晴れて?きました。
私は、夫にこうなって欲しいという期待をしていたんだな〜と。でも、私の期待とは違った態度を見せる夫に対してイライラ、モヤモヤしていたんだな〜…。
ということは、私は自分の思い通りにしたかったんだなぁ…。
自分勝手だったんだなぁ…。
と、モヤモヤした気持ちを口に出してみたことで、少しずつ冷静に内省できたり、サンガの方の意見交換する中で、見えてくるものがあるんだなぁと、改めて気がつきました。
嬉しかったこと、モヤモヤしたこと、悲しかったこと…いろんな気持ちをまずは口に出してみることの大切さを感じ、今度は夫や子ども、会員さんなど、色んな気持ちを聞いてあげられる自分になりたいなと思いました。
壮年のNさんは、今年3月コロナの影響で、仕事を辞めてほしいと言われました。その後、大型スーパーの警備員の仕事に変わりました。
当初は、上司に叱られっぱなしであったり、体調を崩される同僚が何名かいて、「シフトが忙しくなりしんどいな…。」と思われ、法座でもよく口に出されていました。
仕事の仲間の人からも、「あの人は、最初だけ新人に厳しい人やから、頑張れよ!」と励まされたりして6カ月が経ち、上司に叱られることもなくなりました。
ある日、お客さんが立ち止まり、「あんた、何ていう名前や?挨拶してくれる警備員さんは珍しいな。挨拶してくれると、気持ちが清々しくなるわぁ!」と声をかけてくれました。Nさんは、朝礼でも練習しているから、他のみんなもしているものだと思っていました。お客さんから、声をかけてもらった事に嬉しくなって、職場のみんなにも、この出来事をはなしました。すると、リーダーの人も「それは良いことだ。みんなもやっていこう!」と後押しをしてくれたそうです。
その後も、お客さんから「悩みを聞いてほしい。」と声をかけてきてくれたり、小さな子供から、笑顔で挨拶を返してくれて、ご縁が広がっています。身体はしんどくても、やりがいをみつけられ、Nさんは、いきいきとした表情で教えてくれました。
教会長さんから「Nさんの頑張りの陰に、奥さんの支えや、法座で聞いてもらったり、心を立て直して実践することから変化されたのですね。み教えが素晴らしいからですね。」と教えてもらいました。
挨拶は改めて、自分も人を元気にする力があるんだなと思いました。いつまでも、どこまでも、誰にでも、実践していける私になりたいと思いました。また、日常の中で、家族や仲間に支えてもらっているんだなと、気付かせてもらいました。
壮年のKさんは、会社で資格取得のため、試験を受けることになりました。「今年は、絶対受かって欲しい。」と、会社の方から言われていて、今年こそは!!と試験を受けました。
結果は・・・?
「不合格」
Kさんは、試験の前に教会のみんなにも言った手前、どうしようか。と悩まれました。
今までの僕だったら、黙って言わなかった。でも、言った方が楽だな。と思い直し、法座で、「皆さんに応援してもらったけど落ちました。応援してもらってありがとうございました。」と報告されました。
教会長さんから「何人受かったの?」と聞かれ、
「4人受けて4人落ちました。」と答えると、
「そのことも、仏さまからご守護頂いているのですね。」と言って頂き、Kさんは安心されました。
そして、来年は、合格おめでとう㊗️と言ってもらえるように、コツコツ頑張ります!!と気持ちを切り替えられました。
Kさんが勇気を持って報告されたのを聞かせてもらい、嬉しくなりました。Kさんのように勇気を持って行動できる私になりたいなと思いました。
青空って気持ちがいいなぁ~(^o^)