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習慣

今月10月号の会長先生のご法話は、『心も体も傷つける「怒り」』です。

今回も読ませて頂き、以前から怒りの感情が、わいた時の対処の仕方を教えてもらっていますが、「深呼吸をする」とか「おんにこにこ 腹立つまいぞやそわか」という言葉を唱える。と、書いてあり、そうやった。そうやった。と思い出し、全然意識できてないな。と感じました。

また、最後には、【損して徳を得る】と人を思いやってゆずるといいですよ。と教えて下さいました。

 

そうかぁ。腹が立つことがあっても、人さまに譲って行くことが大切なのだ。と思い、今月も意識して行こう。と思いました。

 

ある朝、朝の支度をしながら、主人に今日は、仕事休みだよね。と話ながら、子ども達の水筒にお茶を入れていました。しかし、やかんの中のお茶が薄かったので、冷蔵庫のお茶と混ぜようと、どこかで半分ずつ入れたいな。と思い、ちょうど主人の水筒が大きいので、そこに入れた瞬間!!

「今日は、いらないで。」と主人から声がすると同時に、「分かっとる!」💢と口から言葉が出る私。

 

その早さにびっくりして、ハッとしました。

こないだ、教えてもらったばかりなのに、ひと呼吸おく余裕もなく反応している現実に、やってしまった・・・。

 

このことを法座で、話すとある人は、忘れないように「おんにこにこ…。」ひと呼吸おく。と朝のご供養の時に、言っています。と教えてくれました。

 

習慣がついていない私だったと自覚し、私もみならってご供養のあとに言って、人を思いやる習慣を身につけて行きたいと思いました。

朝晩が、寒くなりましたね。

DATE:2023年10月9日

わが家のヒーロー!?

高校2年生、長男の夏の痛い思い出です。
夏休みの終わり頃、友達と遊びに行き、夜遅く帰って来ま した。
帰ってくるなり、手首が痛い‥腫れてきた‥。
何があったのか話を聞くと。。。

友達と歩いていたら、小さな子供が親御さんと一緒に歩いていて、可愛いなぁと思って見てたら、その子供が溝に落ちそうになって、とっさに手が出たとのこと。
その子供には怪我はなく、長男もその時は少し痛いくらいとのことでした。

翌朝、時間が経つにつれ痛みも腫れも増していき‥感じたことのない痛みで一晩眠れなかったと言うので、病院に行くと、コンクリートと子供に挟まれたことで、骨が曲がり一部が折れていました。

 

最初は、帰りが遅いことや、怪我をしたことに対し、心配から苛立ちに変わっていました。長男の優しさに叱ることは出来ないし、このモヤモヤをどこに持っていこうと思いました。

 

よく考えてみると、長男は高校を卒業したら、家を離れると思います。
今では、学校への送迎や病院通いで長男との時間が増えました。最近は、将来の話しもよくするようになりました。
今しか出来ない時間を頂いたのかな‥と思いながら、もう少し続くギプス生活を大事にしようと思いました。

 

初のギプス姿‥!
少し不便ですが、幸いにも左手。
ちょっとドジな正義のヒーローは、今もギプス姿で元気に学校に行っています。

ギプス姿も、かっこいい!!

DATE:2023年10月1日

子どもの成長

夏休み、実家に里帰りした時、姉の娘Kちゃんがわが家に泊まりに来ることになりました。
夫からは、「おっちゃんの家のルールに従って過ごすことが条件な。」といい、Kちゃんと、うちの子供たちと一緒に、中3の長男、中1の長女、小1の次男で、皆でお泊り中のルールを考えました。
早寝早起きをして、必ず運動や散歩をすることを決め、過ごすことになりました。

 

夫が、「どこにも連れて行かないのもかわいそうだから、休みの日にでかけようか!」
「明日の朝までに、行きたいところがあったら言ってな!じゃないとお出かけできないぞ!」と子供達に伝えていました。

 

翌朝、夫が「どうする?」と子供達に声をかけても反応がなく要求もないので、夫が「涼しくて運動できるボーリングへ行こう。」といいました。
うちの子供達は「うん!」といいましたが、Kちゃんは返事はなく。。。
出かけたら、気分が変わるだろうと思い、みんなで出かけました。

 

ボーリングに到着後、車から降りていると、Kちゃんが私のところへきて、「動きたくない…」といいます。
「しんどいの?」と私が聞くと首を振ります。夫と目を合わせながら「見てて、やりたくなったらしようか?」とKちゃんに声をかけますが、動かず。夫が「何かあった?」と声をかけてくれたので、「動きたくないみたい。しんどい訳ではないみたいやけど」と私が答えました。

すると、夫が「ほな帰ろう。」と言って帰りに買い物だけすることになりました。
夫は車の中で、「時には、皆に合わせることも大事やで。」とKちゃんに伝えていました。

 

スーパーに着き、私と夫と次男の3人で買物をしていると、長男が私のもとへやってきました。私が「どうした?」と聞くと、「さっきはごめん。お父ちゃんがせっかく考えてくれていたのに。」と謝ってきました。
「謝らなくて大丈夫だよ!」というと「僕は許せなくて。お父ちゃんが行きたいとこあるなら言ってなって言ってくれてたのに、僕らが言ってなくて。だからボーリング行こうって考えてくれたのに、あの態度はないよな!と今、車の中で注意してきた。」と言います。
その言葉を聞いて、私はすごく嬉しく思いました。人の気持ちを大切にできる、感謝の気持ちを大切にできる子に育ってくれたなと心がポカポカしました。長女を見ると、Kちゃんをなぐさめてくれていました。

 

なかなか学校に行けていないわが家の子供達だけど、そんな中だからこそ、優しい心を育むことができているのかなと思えました。

 

その後、Kちゃんは「せっかく連れて行ってくれたのに、あんなこと言ってごめんなさい。」としっかり謝まってくれました。「わかってくれたならいいよ!謝ってくれてありがとう。」と夫が伝え、和解することがてきました。

 

私は、心の奥で、子育てを間違ってしまったのかな?と自信が無くなっていた私ですが、Kちゃんのおかげで、「大丈夫!」と自信を持つことが出来ました。

 

DATE:2023年9月25日

長い目で見ていく

私は、健幸行の時に、『我汝を軽しめずのご著書』の「長い目で見ていく」の拝読のお役をしました。

言っても素直に受け止めくれない人はダメな人と判断しがちですが、相手に聞いてもらえない原因は何かないかと考えたりすることが重要であることや根気よく正しい働きかけが必要であることを学びました。

すると、ふとある人のことが思い浮かびました。

 

それは、お義母さんのことが浮かびました。何度も、家に早く帰って、夜は早く寝て欲しいと言ってもなかなか聞いてくれない。私は、お義母さん本人に直接言ってみたり、親戚や近所の人にお義母さんが早く帰ってきてくれないと言ってみましたが、「お義母さんは頑固だからこっちのいうことは聞かない。」「お義母さんはしょうがない。」とそういう人だと諦められている反応でした。

生前お義父さんからも散々言われていたようだし、私が言った所で聞いてもらえないかなと半ば諦めて居ました。

しかし、この人に言ってもしょうがないとみんなから、思われて何も言ってもらえないのは悲しいことではないかとも思いました。

そこで、お義母さんも教会におられたので、拝読後の感想を語る場をかりて、本人に伝えてみようと決心しました。

 

「お義母さん、帰りが遅いと帰り道で事故しているのではと心配するので、19時には帰って来て欲しいし、長生きしてほしいので、夜は12時には寝て欲しいこと」を、私は心配して言っていることが伝わって欲しいという思いでした。

お義母さんは私の思いを分かってくれたのか、その場で分かりましたと返答してくれ安心していましたが、帰宅後「お願いがあるんだけど・・・。人前で言わんといてもらっても良いか?」と言われました。

行動で示すから何も言うなと言うことか??とお義母さんの思いも聞かずに心の中でもやもやしていました。

全てを詳らかに明らかにしていくということを学ぶ機会があり、私はお義母さんから人前で言うでくれるなって言われた!!

ともやもやした事を素直に言ってみました。

「もー、かなわんなぁ。」

とお義母さんも困ってましたが、その後は2人で笑い合いました。

帰宅後もいままでのモヤモヤとした出来事をお義母さんに打ち明ける中で、私が受け取った思いとお義母さんが思っていた心の行き違いがあった事が分かり、思いは口に出さないと伝わらないのだなとその時感じました。

 

自分の言葉を受け止めてもらえないと相手に腹を立ててばかりの私ですが、私のことを思って言っていただいている事を受け止めていない事がたくさんあるのだろうなとこの経験を通して感じさせて頂きました。

これからは、相手の思いを感じられる私になってゆきたいです。

 

たまにはまったり~

DATE:2023年9月10日

優先順位

私は、仕事を定時に終われるように、仕事の中で優先順位をつけるようにと、上司から教えてもらい意識をして過ごしています。

 

休日、梅雨が明け、前からやりたかった毛布を洗いました。すると、布団のシーツも、洗いたくなり布団をめくると、湿気で1枚の布団がカビていました。

 

見なかったふりをしたい気持ちになりましたが、以前から、私の布団もぺっちゃんこで、腰が痛くなるので、ずーっと買い換えたかったのもあり、カビた布団も含めて思い切って、捨てに行こうと思いました。

 

午後、子どもたちと一緒にごみ処理場に持って行き、積み重なる布団の山を前に、子どもたちに、この布団は○○が産まれた時に買った布団やで~。と話しながら「今までありがとう。」とみんなでお礼を言いました。

 

帰り道、新しい布団を買いに行き、子どもたちは、ルンルンの中、家に着いたのは夕方。1日が終わり、振り返ると、最初は毛布を洗おうと思った日だったけど、布団を買いに行くことになり、そもそも、毛布を洗うのは、お盆休みでも良かったのかも知れない。他にもやらなければ行けなかったことはなかったのかと思い、優先順位をつけて日々を生活するの難しいなぁ。と感じ、買い換えられたことに素直に喜べませんでした。

 

その2週間後、まさかのコロナにかかり何日も、寝て過ごすことになりました。しんどい中、あの日はムダじゃなかったんだ。頑張って良かった。布団を買えて良かった。と思えました。

 

何が起きるか分からないから今だからこそ、今しないと行けないことをすぐにやることが大切だったんだな。とこれからは、意識して過ごしていきたいなと思いました。

 

京丹後市久美浜町 小天橋

 

DATE:2023年8月6日
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